【横浜好き】ベイスターズで昨季達成された記録と今季達成されそうな記録
歓喜の結末に終わった2024年シーズンが終わり、また新しい年がスタートします。史上最大の下剋上による日本一から、1998年以来となるリーグ優勝からの頂点へ。2人の元ドラ1が移籍となるなど、悲願に向けての『本気度』が感じられるオフとなっています。
今回は前年の振り返りと今年度への展望の意味も込めて、昨年達成された主な記録と、今季達成の可能性がある記録について、まとめておきたいと思います。
昨季は開幕戦からドラ1ルーキーが派手な活躍を見せました。3月29日の広島戦(横浜)で度会隆輝が、広島先発の九里亜蓮から3回の第2打席にプロ初安打&初本塁打となる3ラン本塁打。新人の開幕戦本塁打はNPB史上14人目の記録となりました。
度会はさらに翌日の同カードでも4回の第3打席に広島3番手の大道温貴からライトスタンドへ2ラン本塁打を記録。新人の開幕から2試合連続本塁打はNPB史上3人目、セ・リーグでは初の快挙でした。
6月には9日の福岡ソフトバンク戦で、筒香嘉智が7回に右中間スタンドへ3ラン本塁打を放ち、これがNPB史上318人目となる通算1000安打を達成。さらに21日の阪神戦に6番・レフトでスタメン出場し、NPB史上531人目となる通算1000試合出場を記録しました。
今季開幕直後にアメリカから5年ぶりのNPB復帰となった筒香は若手の台頭もあり、57試合の出場で打率.188、7本塁打、23打点に終わりましたが、復帰初戦となった5月6日の東京ヤクルト戦で8回に劇的逆転3ラン本塁打を放つなど、ここ一番での勝負強い打撃でチームの日本一に貢献しました。
9月には21日の阪神戦(横浜)で宮崎敏郎が5回に代打で3ラン本塁打を放って、NPB史上181人目となる通算150本塁打を記録。6年契約で3年目の宮崎は、125試合出場で打率.283と、2019年(.284)以来、5年ぶりに打率3割を割りましたが、勝負強い打撃は健在で、日本シリーズでも本塁打を放つなど、欠かせない戦力として存在感を発揮しています。