センバツ甲子園 開会式 東海大福岡 夢舞台実感 井上主将「入場行進楽しめた」 /福岡
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で18日に開幕した第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の開会式で、東海大福岡の選手らは甲子園の土の感触を確かめるようにして堂々と入場行進した。スタンドからは多くの観客や家族らが拍手をしながら見守った。初戦は大会第4日第1試合(21日午前9時開始予定)で、宇治山田商(三重)と対戦する。【長岡健太郎】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 東海大福岡は7年ぶり3度目のセンバツ出場。プラカードを持ったマネジャー茂藤(もとう)瑠奈さん(3年)の後にセンバツ旗を持った井上和翔主将(同)ら選手が続いた。 一塁側内野席から見守った同校野球部保護者会の福田和也会長(49)は「入場行進を見て彼らがようやく夢舞台で戦うという実感が湧いた。縦じまのユニホーム姿の選手がいつもよりも大きく見えた」と感無量だった。 開会式を終えた井上主将は「観客が入った中でもワクワクしながら入場行進を楽しめた。初戦も今日と同じように雰囲気にのまれず、自分たちの粘り強い野球をして甲子園を楽しみたい」と笑顔で話した。 〔福岡都市圏版〕