CL6連勝でラウンド16一番乗りを決めたリバプール、スロット監督は「6試合の結果には満足しているが…」
リバプールのアルネ・スロット監督が10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節ジローナ戦を振り返った。 リバプールはCL5連勝で迎えたジローナ戦、63分のFWモハメド・サラーのPK弾が決勝点となって1-0で勝利。6連勝を飾り、リーグフェーズ2試合を残して8位以上を確定させラウンド16進出を決めた。 この試合を振り返ったスロット監督は「6試合全てを総括するなら全ての結果に本当に満足している。これまでの5試合に関してはパフォーマンスにも満足していたが、今夜の試合のパフォーマンスには全く満足していない」とジローナ戦を不満に感じたと明かした。 不満点を聞かれたスロット監督は以下のように返した。 「主に2つの点がある。最近対戦したマンチェスター・シティやレアル・マドリーのようにボールを持ち出す術を知っているチームと対戦する際、彼らを困らせたいのであればタイトなプレスをかける必要がある。しかし、プレスを躊躇するような隙を見せれば、簡単に出し抜かれてしまう。ジローナはそんなチームなんだ。彼らはここまで3ポイントしか挙げていないが、それ以上を獲得するに値していたチームだ」 「そしてもう一点がボールを失った際に相手の攻撃を止めきれなかったことだ。毎回のようにシュートまで持ち込まれてしまっていた。試合をコントロールできていたとは言えなかった。後半は幾分か良くなったが、それを前向きに捉えたいと思う」 そして2カ月戦列を離れていたブラジル代表GKアリソン・ベッカーの復帰については「彼にはコンディションがどの程度か知りたかったからセービングの機会を多くさせたと冗談を言っておいた(笑)。もちろん、それは我々の意図するところではなかったが、彼が何故1stGKなのかを今日の試合でも証明したと思う。今後もコンディションを維持して今日のようなパフォーマンスを続けてくれることを期待したい」と絶賛していた。
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