面白くて奇妙!おかっぱ・制服のダンス集団「アバンギャルディ」の知られざる軌跡
sono:akaneさんが面白いと思ったものを表現したパフォーマンスが、国や言語を超えて、世界中の方に楽しんでいただけていることがすごくうれしいです。 ――日本だけでなく海外からも反響が大きいのは、なぜだと思いますか? akane:アメリカズ・ゴット・タレントに出演させてもらったとき、審査員や観客は(ダンスに合わせて流れた)日本語の歌詞の意味はわからないだろうけど、「楽しんでもらえているのかな」っていうのは伝わってきました。ダンスって言葉がいらない表現のツールで、面白さも伝えることができる。面白いって自分たちで言うのは何ですけど、「楽しませたい」っていう気持ちは届くんだって思いました。
――メンバーのお二人は、アバンギャルディの活動で、特に印象的だったエピソードは何ですか? sono:台湾で行われたフェスティバルに出演させていただいたことです。私たちはフェスに出演するのも、40分というステージも初めてで、最初は不安も感じていたんですけど、観客の方々が一緒に歌って踊ってくれて、一体感を感じられたライブでした。もっと世界中のいろいろなところで踊って、たくさんの方の反応を実際に見てみたいと思いましたね。
nona:今年、初めてアバンギャルディのワンマンライブを開催しました。ステージに立って、私たちだけを見に来てくださったお客さんたちを目の当たりにしたら、すごく感動して、これからも頑張れる力になりました。 ■寸劇や映像なども駆使したワンマンライブ ――ワンマンライブは、ダンスだけでなく、さまざまな設定の寸劇や映像なども駆使した総合エンタメで、会場がとても盛り上がっていました。 akane:私はいつもお笑いに元気をもらっています。なので本気のダンスとエンターテインメントを混ぜ合わせて、唯一無二のライブを作ることを目標にしました。初ライブで手探りだったんですけど、「このシーンはみんな楽しんでくれたな」「この音楽のときに沸いたな」など感じられたので、次はこういう風にやっていこうと、5月15日から始まるセカンドライブに向けて仕掛けを考えている最中です。