中日・高橋宏斗、侍ジャパン先発は3イニング50球で降板 4安打1失点、最速は156キロ
◇9日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」 強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024」 日本―チェコ(バンテリンドームナゴヤ) 日本代表の高橋宏斗投手(中日)が先発し、3イニングを4安打1失点で降板した。50球を投げて最速は156キロを計測した。 1回、先頭のV・メンシクに153キロ直球を中前へ運ばれるも、続くエスカラを一塁への併殺打に打ち取って2死走者なし。ピンチの芽を摘んだかに見えたが、3番・フルプに真ん中に入った直球をとらえられる左翼フェンス直撃の二塁打。さらに続くチェルベンカに初球のカーブを打ち返される中前適時打で先制点を許した。 続く2回は制球が乱れて先頭を四球で出すも、続く打者の投前へのバントを冷静に処理して二塁封殺。9番・クピサにはフルカウントまで粘られるも5―4―3の併殺打に打ち取り、走者は進めさせなかった。3回は先頭に右翼線への二塁打を浴びて3イニング連続で先頭打者に出塁を許すも、後続からスプリットで2三振を奪うなどして追加点は許さなかった。22歳の右腕は「本戦に向け、立ち上がりから良い投球ができるように調整していきたいです」とコメントした。 高橋宏にとっては昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表として開幕前に行われた壮行試合でバンテリンドームのマウンドで登板。ジャパンのユニホームを着ての本拠地凱旋(がいせん)は約1年半ぶりだった。
中日スポーツ