畑で採れた野菜でつくった「芋炊き」が絶品。今年の収穫を振り返って思うこと
絶品カツオのたたき
帰ると、カツオのたたきができている!! 新ショウガを刻んで横に添える。 「ちょっと太すぎましたかね?」 「いや、これくらいがおいしいと思う!」 「うわー、カツオ、こんなに太く切るんですねえ」その幅は1.5cmはあった。 「そうなんですよ。高知ではこのくらい太く切るんです」 持ってきてくれた高知の子が言った。 「いただきまーす」 ミョウガや新ショウガをのせて、まずは塩で食べる。(ニンニクはライブがあるのでやめにしました) 「うまい~!!」 新ショウガの爽やかさと辛さに負けないカツオの力強さ! うまい! うまいぞ!
愛媛名物「芋炊き」
さて、わが町名物の芋炊きはどうでしょうか。鍋のフタをあけると…。 湯気のなかに見えてきました。お、お、おいしそうだよ~。 お芋さんたち、全然なかったとはいえ、でっかい鍋で立派に炊き炊きされて完成しました。 そのほかの材料は、鶏肉、ゴボウ、ニンジン、焼き豆腐、豆腐、コンニャク、キノコ、モヤシ…。 まずはよく洗った里芋を皮つきのまま蒸して、手で皮をむく。同時に、ほかの(モヤシ以外)材料をしょうゆ、みりん、酒で煮る。先にだしで昆布も入れています。ある程度煮込めたら、皮をむいた里芋を入れ、最後にモヤシを入れます。モヤシは水が出るのでここでもう一回味調整を。 みんな無言で食べる食べる。あっという間になくなった。それでは次はうどんを入れましょう! しめは、うどんを投入してくつくつ煮込んで。 ああ、おなかがほっかほかだ。このまま寝てしまいたいが、ライブに行くぞ! ごちそうさま。 お腹をこしらえる。腹ごしらえとは、まさにこのことだなと思う。野菜はなかなか思ったように育たないけれど、おいしいものをつくって食べて、失敗も笑って過ごせるようになりたいなあと思った秋でした。
高橋久美子