今日箱根駅伝!駒大、青学の2強対決はどちらが優勢か…ダークホースは現れるのか?
第98回箱根駅伝は2日、午前8時に東京・大手町をスタート、往路が同日、復路が3日に行われ、20チーム(+関東学生連合がオープン参加)が全10区間で頂点を争う。当日変更で1日4人、往路・復路トータルで6人の変更が可能とはいえ、12月29日に行われた「区間エントリー」をもとに各校の「戦略」とレース展望を探ってみた。 昨年11月の全日本大学駅伝は、駒大と青学大のアンカー勝負になり、史上最少タイム差となる8秒差で駒大が連覇を果たした。今大会の登録選手上位10人の10000m平均タイムは駒大が史上最速となる28分24秒65で1位、青学大が28分29秒39で2位。正月決戦も、駒大と青学大の“2強対決“が有力だ。 まずは両校の区間エントリーからオーダーを予想してみた。
駒大の爆発力と青学大の総合力
【駒大】1区唐澤拓海(2年)、2区田澤廉(3年)、3区佐藤条二(1年)、4区大坪幸太(3年)、5区金子伊吹(2年)、6区篠原倖太朗(1年)、7区新矢連士(4年)、8区赤星雄斗(2年)、9区山野力(3年)、10区東山静也(3年) 補欠:佃康平(4年)、青柿響(2年)、白鳥哲汰(2年)、鈴木芽吹(2年)、花尾恭輔(2年)、安原太陽(2年) 【青学大】1区湯原慶吾(4年)、2区近藤幸太郎(3年)、3区太田蒼生(1年)、4区関口雄大(3年)、5区若林宏樹(1年)、6区高橋勇輝(4年)、7区宮坂大器(3年)、8区西久保遼(3年)、9区中村唯翔(3年)、10区中倉啓敦(3年) 補欠:飯田貴之(4年)、岸本大紀(3年)、横田俊吾(3年)、佐藤一世(2年)、志貴勇斗(2年)、田中悠登(1年) 両校の戦力を比較すると、ハマったときの爆発力は駒大が上になるだろう。 1区には全日本大学駅伝を欠場した唐澤拓海(2年)が入った。関東インカレ2部の5000mと10000mで青学大勢を抑えて日本人トップを奪ったスピードが魅力の選手。万全の状態なら青学大に十分先行できる。2区にはエース田澤廉(3年)が登録されており、駒大としては序盤で青学大からリードを奪いたい。