420馬力を誇るNISMOチューンのスカイラインやフェアレディZ、STIパーツを装着したWRX S4に試乗してみた!
R32 GT-Rオーナー必見! NISMO 40周年記念パーツで愛車をさらに楽しむ
そして、試乗はかなわなかったものの、会場には2024年9月にNISMOが40周年を迎えたことを記念して、受注期間限定で販売を開始した記念パーツを装着したR32型スカイラインGT-Rも展示。
この車両にはエキゾーストシステムやインタークーラー/ラジエーター、インテークコレクター、チタンタワーバーといった機能部品のほか、当時のアルミホイールの雰囲気を再現しつつ18インチ化したLMGT4アルミホイールや、劣化が気になるユーザーにとっては待望のステアリングホイールやシートカバーセット、シフトレバー&サイドブレーキブーツセット、フロアマットといったインテリア用のアイテムも装着。 これらの記念パーツには当時を知る人にとっては感涙モノの初代NISMOロゴが刻まれており、ファンであればぜひとも入手したい逸品となっています。 この記念パーツは2025年3月31日まで(アルミホイールのみ2025年1月31日まで)に注文を入れれば、納期はかかるものの確実に入手できるので、気になっている人は忘れずに注文したいところです。
BBS製ホイールと専用タワーバーがもたらす変化!
スバルのワークスとして、さまざまなカテゴリのモータースポーツに参戦していることでも知られるSTIは、東京オートサロン2024で発表し、限定500台が瞬く間に完売したという「WRX S4 STI Sport#」と、そのベース車となった「WRX S4 STI Sport R EX」に、ディーラーで購入・装着が可能なSTI Performanceの機能パーツをフルに装着した車両の2台を持ち込みました。
この2台、どちらもチューニングの方向性は同一で、ドライバーの意思が的確に伝わるクルマを目指しており、操舵(そうだ)の瞬間にフロント内輪に仕事をさせることで、わずかなステアリング操作にもクルマが素早いながらも穏やかで素直な挙動をするというもの。 そのためにWRX S4 STI Sport#に特別に与えられたのが、BBSとの共同開発で生まれた「STIフレキシブルパフォーマンスホイール」と、フロントに備わる「フレキシブルドロータワーバー」です。 ホイールはタイヤをたわませて接地面積を増やすことを目的として前後で異なるリム形状や高さを採用。前輪は旋回内輪の接地面積の増加を、後輪は旋回外輪のタイヤ変形抑制を狙ったものとなっており、オフセットやリム幅は同一ながら、前後を識別する刻印も備わっているのです。 またフレキシブルドロータワーバーには、ストラットタワー間のピロボールによる支持に加え、プリロードを付加することで車体の動きをより効果的に抑制するものとなっており、通常のフレキシブルタワーバーから、さらなる微少舵応答性を追求した専用品となっています。