卓球・張本美和選手、覚醒への新発見 松岡修造さん「こんなドラマチックな話ない」
■松岡さん「こんなドラマチックな話ない」
松岡さん 「世界一へ向かっていってるんだなとすごく感じます。そのなかで話していて、ぞくぞくっとした言葉がありました。それは『大きな穴がなくなった』という言葉です。彼女にとって弱点はフォアといわれていました。特に自分の体の近くに来るフォア、今回それを『克服できました』と張本選手は言ったんですね。一体、どうしてなのか。それは憧れであるソン選手のフォアハンドを体感してるし、試合を見ながら何度も体の使い方を含めて練習していったんですって。それをソン選手が目の前で表現して、張本選手が勝つわけですよ。こんなドラマチックな話ないなと僕は感じましたね」 大越健介キャスター 「ライバルが自分を育ててくれるというか。ソン選手という強力なライバルが、まさに張本美和選手の殻を破ってくれたような。そんなところもありますよね」 松岡さん 「そう思います。そして、それを体感しながら実行に移せる、表現できる力というのも、やはり世界一に向かっている一人の選手かなと僕は感じます」 大越キャスター 「落ち着いた語り口も器の大きさを感じますね」 松岡さん 「張本選手、ロスへ向けて“美和チャレンジ”は美しいわ!」 (「報道ステーション」2024年12月2日放送分より)
テレビ朝日