「自分に合った昼寝」を選ぶ4つのポイント。寝ればパフォーマンスアップ!
居眠りしているところを人に見られるのはさすがに恥ずかしいですよね? 学生はもちろん社会人も昼寝をしていると怒られてしまいます。 そのため、世間では寝不足なんて解消できて当たり前…と思われているケースも多いです。 しかし、実は昼寝をすることは自然であり、健康的にも良いこととされています。昼寝をすれば、認知機能が高まり、気分が高揚し、そして健康状態が全体的に改善されるのです。 短い昼寝を取るのが苦手ではない人なら、積極的にするべきでしょう。 ただ、これは昼寝にかぎった話ではありませんが、自分の体のリズムやライフスタイルに合わせて、昼寝をカスタマイズする必要があります。 「ベスト」と言える昼寝の取り方はありませんが、基本的なポイントさえを押さえておけば、昼寝から「ベストな結果」を得ることができるはずです。
昼寝の4つのタイプ
昼寝にはいくつかの種類が存在します。どのタイプが合うのかは人それぞれ。そのため、各タイプの昼寝を試してみて、自分に一番合うものを確かめてみましょう! 昼寝のタイプは以下の4つです。 昼寝の王道「パワーナップ」 クイック・コーヒーナップ コンビニエント・ナップ パフォーマンス・ナップ ここからは4種類の昼寝について説明していきます。 まずは、昼寝の王道「パワーナップ」です。昼すぎに取る10~20分間ほど取る昼寝の「パワーナップ」には、昼食後のだるさを振り払い、その日の後半を乗り切る元気を与えてくれる効果があります。 いつも午後になると、頭がぼんやりして、眠くなる。そんな人にベストなのは、このタイプの昼寝かもしれません。 短い昼寝では思ったような効果が得られない場合は、2つ目の「クイックコーヒーナップ」を試してみましょう。 コーヒー1杯をさっと飲んでから、20~30分間横になります。カフェインが効果を発揮しはじめるまでには約10分、血中でピーク濃度に達するまでには約45分かかります。 つまり、そのタイミングで昼寝を取ると、ちょうどカフェインが効いてきたタイミングで目覚めれば、頭がスッキリするという寸法です。 3つ目はコンビニエント・ナップです。日頃からゆっくりと昼寝できるのであれば最高ですが、現代の社会人はみな忙しいですよね。 そんなときは昼寝に完璧さを求めないようにしましょう。たとえ不完全な昼寝であったとしても、しないよりはしたほうがいいに違いありません。ランチ休憩などの小休憩を活用して昼寝しましょう。 最後はパフォーマンス・ナップ。定期的な昼寝が難しい場合でも、すべての昼寝と縁を切る必要はありません。 ストレスが多い仕事や、肉体的にきついタスクが目前に迫っているときには、本番の数時間前に短い昼寝をとると、パフォーマンスの向上が期待できます。