占星術研究家・鏡リュウジが「12星座別の運気」を徹底解説!…幸せに過ごすための生き方
双子座と蟹座は幸運期に突入
また、現在双子座にある木星は、'25年の途中で蟹座に移動します。蟹座は「家庭」を象徴し、双子座が示す「近隣」よりもさらに身近な領域を象徴します。木星が蟹座に移行してからは、地域社会や家庭に目を向け、身近な価値を再発見してください。 最近、アメリカでは「ジャーナリング」という日記をつける習慣が流行しています。これに倣い、自己を見つめ直し、自分の居場所を考える機会を持つことを心がけてください。ファミリーヒストリーや地元の郷土史を勉強してみるのも一つの手。久しく帰省していない人は、この年末、地元に顔を出してみるのもいいかもしれません。 また、普段から使っている何気ない道具や日常的に使う道具の手入れも怠らないようにしましょう。アクセサリーや時計といった身につけるものを特に大切にしてください。 木星が居座っている双子座の方たちは、12年に一度の開運チャンス。'25年は新たな出発の年となるでしょう。6月上旬までに新しいことへ挑戦するのをオススメします。同時に、天王星も双子座に入ります。天王星は水瓶座の支配星なので、水瓶座と同様に「知性」や「革命」を象徴します。幸運が舞い込むと同時に、驚くほどの変化も体験するかもしれません。恐れず、柔軟に対応してください。 蟹座の方は、木星が蟹座に移行してから運気が上がってきます。下半期に自由に動けるように、心配事を片付けて、新たな一歩を踏み出す準備を整えてください。 ただし、双子座と蟹座の方は、一つのことに没頭し過ぎず、幅広い興味を持ち続けることが大切です。逆に、新しく挑戦したいことが思い浮かばない場合は、12年前の自分を振り返って、初心を思い出すのも良いでしょう。
執着を捨てて幸せに生きる
その他の星座の方にも、'25年を幸せに過ごすためのメッセージがあります(前のページを参照)。ぜひ参考にしてください。 '25年は、'24年以上にテクノロジーによる大きな変革が予想されると解説しました。日本でも、世界中でも政治的・社会的な不安は高まっています。この流れはさらに強くなっていきます。 まずはその変化を受け入れつつ、適切な距離を保ってください。そのうえで、好奇心を持って様々なことに挑戦するのが重要だと言えます。 繰り返しにはなりますが、独りよがりな思考に陥らないよう注意が必要です。伝統的な知恵や、学識のある方々の意見にも耳を傾けましょう。自分に対する執着を手放し、この激動の時代を幸せに生きてください。 「週刊現代」2024年12月28・2025年1月4日号より
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