連敗ストップで勝率5割復帰の楽天・今江監督「勝つか負けるかで大違いな一戦だった」
「楽天5-2オリックス」(2日、楽天モバイルパーク) 楽天は逆転勝ちで連敗を3で止め、勝率5割に戻した。今江敏晃監督は「今日勝つか負けるかで大違いな一戦だった」と語った。 【写真】生還した小郷を迎える今江監督だが顔は笑ってない 低調だった打線が奮起した。1点を追う五回、攻撃前に川島慶三打撃コーチを中心に円陣を組む。すると1死二、三塁とチャンスを作り、小郷、小深田の連続適時内野安打で逆転。さらに辰己にこの4連戦初でチーム32イニングぶりの長打となる2点適時三塁打が飛び出し、一気にリードを広げた。今江監督は「このカードで長打が初、、、そんなことすらわからないというか、もう必死だったので」と話した。 投手陣は先発の滝中が序盤苦しみながらも、中盤立て直し6回2失点とゲームメーク。「粘り強く投げて先発の役目をしっかり果たしてくれた」とたたえた。七回からはブルペン陣で無失点リレー。反撃を許さなかった。 オリックスとの4連戦は苦しい戦いになったが、なんとか1勝。5日からは2・5差で追う、3位・ロッテと敵地で4連戦が始まる。指揮官は「ビジターに行くのでしっかり一戦一戦やっていきたい」と力を込めた。