【海釣り】なぜ「ベタ凪」では釣果が上がらないのか!? ねらい目「波の高い時」理由と目安「考察レポ」
■ライフジャケットを必ず着用する
波がある時でも凪の時でもライフジャケットの着用は必要だが、いまだ未着用の釣り人はいる。ライフジャケットの着用は水難事故の確率を大幅に減らすので、必ず着用しよう。ライフジャケットには、「手動式膨張タイプ」「自動膨張タイプ」「ベストタイプ」「腰巻タイプ」「肩掛けタイプ」などいろいろある。岸から狙うおかっぱりの釣りの場合は、収納力もあるベストタイプが主流だが、船では腰巻タイプも多用される。どのタイプでもよいのでベルトをきちんと締め、落水時に体から抜けてしまって用をなさないので、バックルやベルトをしっかり締めて釣りを楽しもう。
■釣り場の状況をよく確認! 危険を感じたら直ちに撤退
波の高さは予報よりも高くなることもある。釣り場に到着して釣り座が危険だと感じたら場所を変えるか、その日の釣りをあきらめるべきだ。釣り始めは波が高くなかったが、釣りの最中に防波堤の広範囲に波がかかったり、砂浜で足元に来る波が高くなることがある。そういった変化を感じたらすぐに撤退しよう。どのアウトドアアクティビティも天候の悪化や自然災害においては、自分の的確な判断を要するのは言うまでもない。 海は多少波っ気があるほうが釣果は上がることが多く、期待できるのは確かだ。しかし、波が高い時は大変危険である。波の高さに加えてライフジャケットの装備や潮の満ち引きの確認も必要。また釣果優先ではなく、どんな時でも安全第一に釣りを楽しんでもらいたい。 須藤 雄飛(すとう ゆうひ) 釣り歴20年の釣りバカ。 結婚する前は年間釣行数200日だったが、現在は子育てに忙しいサンデーアングラー。 サーフでの釣りが大得意!
須藤 雄飛