大掃除は洗剤4種+研磨剤があればOK! プロが教える“少数精鋭”で家中をキレイにするコツ
年末の大掃除にはこれさえあればOK!洗剤4つ+研磨用品+掃除道具
洗剤売り場に行くと、掃除場所や汚れ別に細分化された洗剤がたくさん並んでいるのを見かけます。これらを全部揃える必要があるのでしょうか? 「家庭で使用する洗剤は、アルカリ電解水を含め、たった4種類あれば十分。そこに、時間の経過によりこびりついた『染着汚れ』を落とすのに必要な研磨剤があればOKです」 研磨剤はまずはやさしく研磨できるクリームクレンザーやメラミンスポンジを試すのがおすすめとのこと。 「特にクリームクレンザーは、研磨剤の粒子が細かく、配合率も抑えられているため、素材を傷つける可能性が低いです。 ただし、キッチンの五徳のコゲや頑固な油汚れには効果が薄いため、研磨力を強化するために研磨用ナイロンたわしを使用したり、鍋の取っ手やごとくのカーブ部分、ガスコンロの目詰まりといったスポンジが届かない部分には金ブラシを使うといいでしょう」 【洗剤】 (1)アルカリ性洗剤(塩素系漂白剤の「カビキラー」など) (2)アルカリ電解水(例:レック「セスキの激落ちくん」など) (3)トイレ用酸性洗剤(例:「サンポール」など) (4)弱酸性洗剤(例:クエン酸) 【研磨用品】 (5)クレンザー(研磨剤) (6)メラミンスポンジ (7)研磨用ナイロンたわし (8)金ブラシ 【掃除道具】 (9)スポンジ (10)サッシブラシ (11)両面ブラシ (12)スクイジー (13)ゴム手袋 (14)マイクロファイバークロス (15)毛羽立ちが少ないやわらかい木綿のクロス (16)ハンディモップ
〝お手上げ〟になる前の4段階を実践!洗剤と道具を駆使した掃除方法
今ある汚れの段階を見極めることができれば、掃除にかける時間も手間もぐっと減り、大掃除の段取りもつけやすくなります。段階に合わせた具体的な対処方法をみてみましょう。
1段階【付着→乾ぶき】テレビの上や棚の上など
有賀さんによると、第1段階の汚れと付着は、ホコリや髪の毛など水分を含まない汚れのため、サッとふくだけでいいそうです。 [用意するもの] (16)ハンディモップ 「ホコリを溜めなければ、汚れが付着し固まることもないので、こまめにホコリを取りのぞけば長期的にきれいな状態をキープできます。 ハンディモップなど、サッと簡単にホコリを除去できる道具を取り出しやすい場所にセッティングしておくなど、日常的に継続できるよう工夫しておくことが大切です」