【2024写真蔵トップ10】<第1位>「エアー」と「クロスター」の2タイプでデビューした、ホンダ 新型フリード
グランドコンセプトは「“スマイル” ジャスト ライト ムーバー」
Webモーターマガジン年末年始恒例のスペシャル企画、2024年1月1日~12月23日に紹介した「写真蔵」から人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。栄光の?第1位は、2024年上半期でも第1位となったホンダ フリード(写真は正式発表前のプロトタイプ)だ。(2024年6月9日公開・一部修正) 【写真はこちら】全体的なフォルムは従来型を踏襲して、遠目にもフリードと分かる。場所やシーンを選ばず、あらゆるシーンに馴染みそうだ。(全15枚)
ホンダのコンパクトミニバン、フリードが「“スマイル” ジャスト ライト ムーバー」をグランドコンセプトに、3代目にフルモデルチェンジされた。バリエーションは、標準タイプの「エアー(AIR)」とクロスオーバーテイストの「クロスター(CROSSTAR)」の2タイプを設定し、ユーザーの生活スタイルなどに合わせて選べるようにしている。 サイズ的にはe:HEVを搭載する関係で従来型より全長は少し長くなったが、それ以外のサイズはほぼ同じ。エアーはシンプルでクリーンな印象、クロスターは機能性を感じるタフな印象のエクステリアで差別化されている。 インテリアの基本デザインはエアー/クロスターとも共通で、7インチの液晶メーターやセンターダッシュ下部にまとめた操作系など、視認性/操作性とも向上させている。エアーは3列6人乗りと7人乗り、クロスターは2列5人乗りと3列6人乗りを設定し、ユーザーの生活スタイルに合わせた選択が可能だ。 パワートレーンは従来型同様、フィットやヴェゼルと基本的に共通だ。1.5Lのガソリンエンジン車と、それに2モーターを組み合わせたハイブリッドのe:HEVを搭載する。駆動方式も、FFと4WDを設定する。 2024年11月の新車販売ランキングでも登録車で7位と、ライバルのトヨタ シエンタと鎬を削りあっている。また、2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤーをミニバンとして史上初めて受賞するなど専門家の評価も高く、今後も注目しておきたい1台だ。
ホンダ フリード e:HEV エアーEX<クロスター> 主要諸元
●全長×全幅×全高:4310×1695<1720>×1755mm ●ホイールベース:2740mm ●車両重量:1480kg<1390>(いずれも6人乗り) ●エンジン:直4 DOHC+モーター<直4 DOHC> ●総排気量:1496cc ●最高出力:78kW(106ps)/6000-6400rpm<87(118)/6600> ●最大トルク:127Nm(13.0kgm)/4500-5000rpm<142(14.5)/4300> ●モーター最高出力:90kW(123ps)/3500-8000rpm<なし> ●モーター最大トルク:253Nm(25.8kgm)/0-3000rpm<なし> ●トランスミッション:電気式無段変速機<CVT> ●駆動方式:横置きFF ●燃料・タンク容量:レギュラー・42L ●WLTCモード燃費:25.4km/L<16.4> ●タイヤサイズ:185/65R15 ●車両価格(税込):304万7000円<285万6700円>
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