ユニクロが「名作コラボ」を復刻、コスパは抜群なのに“ちょっと残念”だった理由
リラックス感があるのにフォーマルな印象
ダウンは現代のトレンドでも通用するボクシーなシルエット。幅はあれど着丈はさほど長くない、リラックス感があるけれど、フォーマルな印象もある不思議な印象を持つアウターです。 軽くスッキリとしたスタイリングになるハイブリッドダウン。既存品そのままの機能性と既存品を超えたシルエットやディティールのよさで今回も買って損なしでしょう。 シャツは確かに光沢感のあるスーピマ素材を100%使った極上のものですが、シワが入りやすいのが難点。また、「ユニクロC」などで現行ユニクロコラボ品ではシャツの名作が多い、あえて「+J」を買う必要があるかというと……当時ほどの鮮烈さはなさそうです。
肩透かしを食うようなラインナップ
また、「+J」は名作が多いものの今回復刻はたった2型。大々的に宣伝したわりには肩透かしを食うようなラインナップだったのも否めません。 日本が誇るウールブランド「NIKKE」素材をつかったPコートだったり、テーラードジャケットだったり、名作はたくさんあったのに……いろいろ事情があるんでしょうが、ちょっと残念な内容です。 「+J」に関しては来年1月1日発売だそうです。言うて即日完売のサイズもあると思うので、年末年始にお時間ある方はウォッチしておくのもいいでしょう。 以上、ユニクロ40周年記念復刻コラボについてでした! ―[メンズファッションバイヤーMB]― 【MB】 ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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