さらなる成長誓い合う 新年互礼会に各界から393人【宇部】
宇部市内の官公庁、企業の多くが仕事始めとなった6日、市主催の新年互礼会が国際ホテル宇部で開かれた。市内の政財界、教育界、自治会関係者ら393人が出席して新年のあいさつを交わし、今年一年の互いの成長を誓い合った。 篠﨑圭二市長は、第8代市長の伊藤勘助さんが戦後の復興を目指し、市中心部の東西を走る幅50㍍の道路を作ろうと提案した1945年からちょうど80年の今年、常盤通りが大きく変わり、ウオーカブル化のハード整備が始まるとともに、市役所2期棟が使用開始となることを挙げた。「これは偶然ではなく必然。歴代市長と市行政は、市民の安心・安全を守り、市の未来を明るくする政策を積み重ねてきた。私も現在の市長として、引き続き市の未来に取り組んでいく」と意気込んだ。 宇部商工会議所の杉下秀幸会頭は「今年のえとは乙巳(きのとみ)。再生と変化を意味し、努力を重ね物事を安定化させていくという縁起の良い年。世の中の課題を克服するとともに、新たな成長を軌道に乗せていかねばならない」と述べた。 来賓の高村正大衆院議員、平林晃衆院議員、江島潔参院議員、北村経夫参院議員もあいさつ。歓談の時間では、新年のあいさつを交わし、名刺を交換する姿も至る所で見られた。最後は「宇部市民の歌」を斉唱し、山下節子市議会議長の発声による万歳三唱で今年一年の無事とさらなる成長を願った。