サッカー=GKノイアーにカップ戦2試合出場停止処分、自身初の退場で
[5日 ロイター] - ドイツ・サッカー連盟(DFB)は5日、ドイツ・カップ(杯)の試合でキャリア初の退場となったバイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアー(38)に対し「スポーツマンシップに反する行為」で2試合のカップ戦出場停止処分を科した。 ノイアーは3日に行われたドイツ杯3回戦、レーバークーゼン戦の前半17分に相手のロングパスに対応しようとペナルティーエリア外まで飛び出し、走り込んできたジェレミー・フリンポンと衝突。フリンポンは地面に倒れ、ノイアーにはレッドカードが出された。ノイアーにとって20年近いキャリアで初めての退場だった。 DFBは声明で「DFBの判例では、重大なファウルでないにもかかわらず明らかな得点のチャンスを防いだ場合、通常2試合の出場停止処分が科される」と述べた。 ただ、バイエルンはこの試合でレーバークーゼンに0─1で敗れ、敗退。ノイアーの現行契約は今季終了までとなっており、契約を更新せずに引退または退団した場合、今回の処分を完遂できない可能性がある。