“1億800万ドルのオールスター投手”を大型トレードで獲得? 大谷翔平のドジャース、「財政的に賢明な判断」ド軍メディア関心
ブレイク・スネルを獲得して先発陣を、テオスカー・ヘルナンデスと再契約して打線を強化したロサンゼルス・ドジャースが、まだ補強を行なうかもしれない。次のターゲットとされているのが、シアトル・マリナーズの先発ルイス・カスティーヨだ。 【画像】白シャツ姿、タキシードに、ニット姿まで!ユニホーム姿“じゃない”大谷翔平を厳選してお届け! ワールドシリーズを制したとはいえ、2024年シーズンのドジャースは投手陣に故障者が相次いだ。さらに今オフ、ウォーカー・ビューラー(ボストン・レッドソックスへ)、ジャック・フラハティ(他球団との契約が濃厚)が退団したため、さらなる補強を進めようとしている。 オールスター3度出場のカスティーヨは、マリナーズが放出に前向きだという。内野手の補強が急務のため、カスティーヨをトレード要員として計算しているようだ。こうした状況のなか、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は現地1月1日、「1億800万ドルのオールスター投手と大規模トレードの可能性」と題した記事を公開した。 「マリナーズはカスティーヨをトレードに出す可能性がある。若手投手4人を擁するシアトルがカスティーヨを手放し、内野手と先発投手を補強する可能性が高い」 このように同メディアは、ドジャースが内野手1人、投手1人とのトレードでカスティーヨを獲得する可能性を示唆。22年7月にシンシナティ・レッズからマリナーズにトレード移籍したカスティーヨは加入から2か月後の9月に、5年1億800万ドル(約169億円)で契約を結んだ。 「カスティーヨの契約は今後3年で6825万ドル(約107億円)となるため、ドジャースの財政的に見ても賢明な判断となるだろう。ドジャースがトレードに出すのは、二塁手のギャビン・ラックス、そして先発投手のランドン・ナックになるかもしれない」 ドジャースは25年にムーキー・ベッツを内野で起用すると明言。ベッツは二遊間を守ることができ、今オフに契約を延長したトミー・エドマンは中堅手と遊撃手を兼任する。ラックスを放出できる状況にあると見ることができるが、はたしてドジャースはカスティーヨを獲得するために大型トレードを敢行するのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部