メーガン妃、カジュアルブランド着用で「親しみやすさ演出?」新番組予告編が公開
2025年1月1日、メーガン妃が「個人アカウント」でSNS活動を再開し、その翌日である1日2日、自身が出演するNetflix番組『With Love, Meghan』の予告編が公開された。 【画像多数】「親しみやすさ演出?」メーガン妃、カジュアルブランド着用する様子 この番組は彼女のライフスタイル、価値観、活動に迫る8つのエピソードで構成されている。 今回予告編が公開されたことで、彼女のファッションに注目が集まっている。カジュアルで親しみやすい装いが多いが、よく見ると巧妙に計算されたイメージ戦略が垣間見えるのだ。
視聴者に親近感を与えるカジュアルアイテム?
予告編を見ると、メーガン妃が手頃な価格帯のカジュアルブランドを積極的に取り入れている様子が確認できる。たとえばJ.Crewのカシミアセータータンクトップ(47ドル)やタンクトップセーター(79ドル)等は、視聴者も購入しやすい一着だ。
Zaraのマキシドレス(69.90ドル)やFineryのダークグレーエプロン(85ドル)も手に届きやすいアイテムといえる。
ガーデニングシーンで登場したWe the Wildのガーデニングエプロン(44ドル↓)もメーガン妃のアイテムとしてはお手頃感がある。
高級ブランドアイテムで「特権階級感」を示している?
手頃なアイテムに目が行く一方で、実は予告編をよく見ると、高級ブランドの品も数多く登場している。
ほとんどのジュエリーが彼女の持ち物であり、番組のために借りたものではない。一般人であれば普段使いにできない価格のアクセサリーやジュエリーをさりげなく身に着けたまま、料理や畑仕事等の「汚れる」作業もためらわない姿は印象に残る。
視聴者に寄り添う工夫はよく分かる。しかし映像から見えてくる「雲の上の人」感に気付いてしまうと、「計算づくのカジュアルコーデなのかも?」という疑問が沸くのは当然だ。
賛否両論、ネットでの反応
現在のところ、ネットでの反応は様々だ。 「(配信が)待ちきれない!」(Xの投稿)と語るファンも多数いるが、同時に嫌悪感を抱いているネット民も多いようだ。「この番組は誰向け? 有り余ったお金と時間をたっぷり使える人たちをターゲットにしている。時代錯誤で、エリートの古典主義の物語を押し付けているように感じる」(Deadline記事へのコメント)等、批判的な意見も多い。 また、料理やガーデニングといった「丁寧&ナチュラルな生活シーン」が多く描かれているが、こうした行動が本当に彼女のライフスタイルの一部なのか、演出なのかについて、疑問を感じる人も多いだろう。 「非公式」ロイヤルツアーや公の場への登壇等のセレブとしての本業に加え、番組製作、自身のブランドの準備も行っておりそれなりに多忙な日々を送っているはずのメーガン妃。そんな彼女が、日々料理や畑仕事をまめまめしく行っていると思う方が不自然な気もする。
2025年はメーガン妃の「勝負の年」
今回の番組『With Love, Meghan』は、2020年にNetflixと締結した推定1億ドルの契約の一環である。今年は契約更新が見込まれる重要な年であり、この番組の成功が彼女の将来を左右する。 また、予告編から感じられる番組のテイストは、彼女が今年本格ローンチすると言われているブランド『American Riviera Orchard』に通じるものがある。番組の成功は、彼女のプライベートビジネスにも影響を与えるに違いない。 賛否両論を巻き起こしているNetflix番組。配信後、どのような反響を呼ぶのか注目したい。
文:宮田華子