東京Vと対戦! ソシエダ市場価値ランキング5位。700万→50億超! スペイン屈指の守備職人
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダが29日、東京ヴェルディとの親善試合に臨む。多くのタレントが所属するチームで最も市場価値が高いのは誰なのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとにレアル・ソシエダ所属選手の市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は5月27日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
5位:ロビン・ル・ノルマン(スペイン代表) 生年月日:1996年11月11日 市場価値:4000万ユーロ(約56億円) 23/24リーグ戦成績:29試合2得点0アシスト レアル・ソシエダ所属選手の市場価値ランキングで5位にランクインしているのは、スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンだ。彼の市場価値は4000万ユーロ(約56億円)で、これはラ・リーガの全DFの中でも4位タイの金額となっている。今でこそリーグトップレベルのセンターバックとなったル・ノルマンであるが、生まれ育ったフランスからスペインに渡ってすぐに大きな注目を集めた選手ではなかった。 フランスのスタッド・ブレストの下部組織で育ったル・ノルマンは、当時2部リーグに属していたトップチームでは1試合にしか出場していない。2016年夏にソシエダにフリー移籍で加入した当時の市場価値は5万ユーロ(約700万円)であった。3シーズンにわたりセカンドチームを主戦場に研鑽を積むと、2019/20シーズンからトップチームの主力に定着。現在に至るまで着実に評価を高め続けている。 ル・ノルマンは高い守備能力が特徴の選手だ。スピードを活かした的確なカバーリングと対人守備で相手の攻撃を封じていく。ビルドアップ能力に秀でているのも彼の強みだ。また、2020/21シーズンから毎シーズン公式戦40試合以上に出場しており、稼働率の高さも彼の魅力となっている。 ソシエダでその才能を開花させたル・ノルマンはスペイン国籍を取得し、同国代表でも守備の要となった。これからスペイン代表でも活躍することができれば、さらに価値を高めていく可能性もあるだろう。
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