【ジャパンC】C.ルメール騎手は3番人気以内なら連対率100% 東大HCの本命は3歳牝馬のチェルヴィニア
偉大な先輩たちに続け
◎チェルヴィニア 今年の二冠牝馬。オークスは加速ラップで勝利し、秋華賞はクロノジェネシス以来の0秒3差での勝利と内容も文句なし。桜花賞はテン乗りもあって完全にノーカウントとみていいだろう。何より54kgの斤量は有利だ。 鞍上のC.ルメール騎手はジャパンC3番人気以内(過去10年)で【3-2-0-0】、通算でも【4-4-0-1】。連を外したのはレース前に喘鳴症を公表していたハーツクライのみ。それを除けば単複回収率ともにプラスである。府中の2400mでは判断を間違えない男。彼の手綱さばきならジェンティルドンナ、アーモンドアイに続く3歳牝馬Vを達成できる。 ◯ドウデュース 天皇賞(秋)ではほぼ最後方から上がり3F32秒5の末脚を使い、GⅠ・4勝目を達成した。2年前のダービー以降、勝つか飛ぶかの戦績で買い時も難しいが、今回はダービーで勝利経験のある東京芝2400mが舞台。昨年の当レースは4着も、上がり3Fは2位であり、2、3着とは位置取りの差であったと考える。 枠も3枠と悪くなく、良馬場も歓迎。鞍上もジャパンC4勝の名手・武豊騎手だ。前走のような末脚が使えれば勝利も見えてくる。 ▲スターズオンアース 3歳時には桜花賞、オークスの二冠を達成。4歳時には1600m~2500mのGⅠを4戦して勝利はないが、いずれも3着内と能力の高さを見せた。その中でも最も良かったのは3走前のジャパンCだ。8枠から4番手を確保し、外を回りながらも上がり34秒0でまとめ、イクイノックス、リバティアイランドの3着に入った。 今年初戦のドバイSCは大敗したが、急遽の乗り替わりや海外遠征と原因はいくつも考えられる。適条件に戻った今回はあまり気にしなくていい。鞍上は桜花賞以来のタッグとなる川田将雅騎手。彼もジャパンC5番人気以内(過去10年)では【0-2-3-3】で、勝利はないが掲示板を外したこともない。今回も8枠に入ったが、昨年と同じような競馬ができれば再びの好走は可能だ。 以下ソールオリエンス、ゴリアットまで印を回す。馬券は◎軸の馬連で勝負する。 ▽ジャパンC予想▽ ◎チェルヴィニア ◯ドウデュース ▲スターズオンアース △ソールオリエンス ×ゴリアット 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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