ヤクルト・内山壮真が400万円減でサイン 仲の良い長岡秀樹の活躍に刺激「僕も追いつけるように」
ヤクルト・内山壮真捕手(22)が2日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円減の来季年俸2200万円(推定)でサインした。今季は上半身のコンディション不良や、腰痛の影響で出場はわずか24試合。それでも、自身の体と向き合った時間を無駄にせず、来季に生かしていく。 「けがで苦しんで、自分自身初めての経験が多かったんですけど。来年に向けて、今後の野球人生ですごくいい経験になった一年になったんじゃないかなと思います。今シーズンは自分の体と向き合う時間が一番多い一年だったので、自分の体についてすごく多く知れた一年だったので、これを来シーズンからに生かしていければと思います。自分の体を強くしていかないといけないところがたくさんあると知れたので、細かい部分であったり、筋力を上げるところだったり、しっかり一年間戦える体作りをしていきたい」 10月に腰の手術を受けたが、経過は良好で、来年1月には例年通り愛媛・松山市での合同自主トレーニングに参加予定。色紙には球団の林田社長からかけられ、心に残った心に残った言葉の「根性」と記し、巻き返しを誓った。 「キャッチャーでレギュラーを取るというのが一番の目標ですし、そこをずっと目標に掲げてきたので、その中でキャッチャーで試合に出ながら、外野だったり、ほかのポジションでも打撃の方でチームに求められれば、そういうところでも出たいという思いがあるので、1試合でも多く試合に出られればなと思います」 今季は、仲の良い1学年上の長岡が最多安打のタイトル(163安打)を獲得。「僕も追いつけるように、最終的には一緒にレギュラーとしてチームを引っ張っていけるように頑張りたいなと思います」と切磋琢磨し、自身もレベルアップすることを誓った。 「今までホームランにすごくこだわり持っていたんですけど、そこのこだわりを一回捨てて、打率3割を打つという強い目標があるので、そこだけを見て、来季はいけたらなと思います」と内山。5年目の来季は、新たな姿を見せ、レギュラー争いを勝ち抜く。