代理人ボラス氏が辣腕ぶり発揮 菊池、スネルに続きモンタスもメッツと合意報道 次はソトか
メッツは1日(日本時間2日)、ブルワーズからFAとなっていた先発右腕フランキー・モンタス投手(31)と2年総額3400万ドル(約51億円)で契約合意したと、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者ら複数の米メディアが「X」(旧ツイッター)で伝えた。 ドミニカ共和国出身のモンタスは2015年にホワイトソックスでメジャーデビュー。17年からアスレチックス、22年途中からヤンキースに移ると、昨オフにFAとなり、レッズに1年契約で移籍した。今季は開幕投手を務め19試合に登板し4勝8敗、防御率5・01と振るわなかったが、トレード期限の7月末にポストシーズン進出を争うブルワーズに金銭トレードで移籍した。 その後、11試合に登板し3勝3敗、防御率4・55の成績を残した。来季から2シーズンとも年俸1700万ドルで、来季終了後にオプトアウト(契約破棄)権を持つという。メジャー通算成績は160試合で44勝46敗、防御率4・09。メッツの先発ローテーションには千賀滉大投手(31)、ピーターソンらがいるが、マナイア、セベリーノ、キンタナがいずれもFAとなり、先発陣の補強が急務となっていた。 米全国紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者によると、モンタスの代理人であるスコット・ボラス氏は今オフのFA市場で剛腕ぶりをいかんなく発揮。すでにエンゼルスに決まった菊池雄星投手、ドジャース加入のブレイク・スネル投手と次々と大型契約をまとめ、これでモンタスは早くも3人目となる。 今オフのFA市場最大の目玉といわれるソトやバーンズ、アロンソら多くの顧客を抱え、このままハイペースで交渉をまとめていきそうだ。
東スポWEB