都独自のナンバープレート「デザイン3案を作成」小池都知事会見10月14日(本文)※冒頭発言のみ
東京都の小池百合子知事は14日午後、都庁で記者会見を行った。 ※小池知事の冒頭発言のみ書き起こしています。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年10月14日) ◇ ◇
都の会場では予約なしでオミクロン株対応ワクチンの接種が可能
小池:Just on timeですかね。では、よろしくお願いします。始めますね。さて、今日は4点についてお伝えをいたします。まずコロナです。今週から水際対策が大幅に緩和されましたね。来週からは都の全国旅行支援もスタートというタイミングです。コロナとの共存に向けて、都民の皆さまには引き続き感染防止対策をお願い申し上げます。この冬なんですけれども、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されているという件については、もうかねてからお伝えしているとおりでございます。じゃあ、この同時流行、どういうふうに備えますかというと、両方のワクチン接種、インフルエンザと、そしてコロナのワクチン接種を進めていくということがポイントになると思います。 都の大規模接種会場、今、出ておりますけれども、この都庁舎の展望台もそうですが、今、予約なしでオミクロン株対応ワクチンの接種が可能となっております。そして、先日承認されたBA.5に対応するワクチンですけれども、今日から接種を開始いたしております。オミクロン株対応のワクチンは2種類あります。BA.1、従来型の対応型と、BA.5対応型の2種類がございますが、いずれも従来株の対応ワクチンを上回る効果が期待をされているということであります。
打てる機会を逃さず、速やかに接種を
対象となる方は誰かというと、1回、2回目の接種を完了された12歳以上の全ての方、そして前回の接種から現時点で5カ月以上経過した方になります。BA.1対応型かBA.5対応型のいずれにいたしましても、どうぞ打てる機会を逃さずに、速やかに接種をしていただければと思います。 もう一方のワクチンですが、インフルエンザのワクチン、こちらのほうは65歳以上の都民の方については、都の大規模接種会場で毎週木曜日と金曜日に、コロナワクチンと同時に接種することができます。こちらも今日からの開始となります。コロナもインフルエンザも接種が可能となったら、ぜひ速やかに接種をしていただきたいと思います。同時にというとどうするのか、右と左と分けて打つことになるのではないかと思います。筋肉注射と皮下注射と違いますもので。いずれにしましても、社会経済活動との両立につなげていくという点では3つのポイント、ワクチン、換気、マスクがポイントでございますので、引き続きのご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。 次にテーマががらりと変わりまして、道路ですね。環状2号線の全線開通についてであります。こちらは、現在、整備を進めています築地から新橋まで、約1.4キロなんですが、この区間が12月の18日の15時、午後3時に開通をいたします。これによりまして、江東区の有明から千代田区神田の佐久間町まで、環状第2号線の全線開通ということになりまして、臨海部と都心部を結ぶ交通・物流ネットワークが強化されるということになります。また地域交通の円滑化、臨海地区の避難ルートの多重化によって、防災性の向上なども、これによって期待ができることとなります。 そして開通に先立ちまして、12月の10日の土曜日ですけれども、都内にお住まいの、もしくは在住、在学、在勤、この皆さまを対象にウオーキングイベントを実施いたします。地下トンネル部分は、開通後にはもちろん歩行者とか自転車の皆さんは通行ができなくなりますので、今回がトンネル内を歩くことができる唯一の機会となりますので、どうぞ皆さま方、ご参加いただければというふうに思います。 それから昨日報道発表もすでにしておりますけれども、環状第5号の1号線、千駄ヶ谷でありますけれども、12月3日の土曜日2時から交通開放が行われます。これによって今度は渋谷と新宿の2つの副都心を結ぶ道路ネットワークが強化、そして新宿駅周辺の交通渋滞がこれによって緩和されて沿道の環境が改善されると、これらのことが期待できるとされております。建設局に詳細をお聞きいただければと思います。