両親が孫の高校費用「200万円」を援助してくれることに! 高額なので「税金」がかかるのではないか不安なのですが、“非課税”で受け取る方法はあるのでしょうか…?
教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税制度を利用する際の流れとは?
教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税制度を利用する際の流れは以下の通りです。 ・教育資金非課税報告書を提出し、銀行で教育資金口座を開設 ・贈与されたお金を教育資金口座に預け入れる ・学校機関などに教育資金を支払ったら1年以内にその領収書を金融機関に提出 ・支払った分の教育資金を同口座から引き出せる 金融機関との契約が必要で、まず自分で支払い後に領収書を提出してから資金を引き出すことになるなど、手続きが面倒ではありますが、子どものために親など直系尊属から受け取ったお祝い金を全額有効に使えます。 または教育費を引き出して支払ったのち、支払い翌年の3月15日までに領収書を金融機関に提出するという方法もあります。ぜひ税制で優遇されているこの制度を活用してみましょう。
節税するなら「教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税制度」を活用しよう
今回は贈与税と教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税制度について解説しました。祖父母から高額の教育資金の援助をもらった場合、課税対象となることなく全額を教育資金に充てたいと思う人は多いでしょう。 その際には「教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税制度」を活用することで、全額を利用することができます。銀行との契約が必要で、手続きを手間に感じる可能性はありますが、ぜひ活用を検討してみましょう。 出典 国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合 国税庁 No.4510 直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の非課税 国税庁 祖父母などから教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度のあらまし 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部