うなぎ界のノーベル賞!?エサに『大豆イソフラボン』を入れ“メス化”に成功!「大きい・うまい・安い」の養殖うなぎは実現となるか
ノーベル賞級の発明!?エサに「大豆イソフラボン」を入れてうなぎを“メス化“
そんな中、うなぎ評論家・高城久さんが“ノーベル賞級”と絶賛する発見がありました。そもそもうなぎは、オスよりメスの方が大きくておいしいとされています。身が厚くて柔らかく、うまみ成分もメスのほうが多いということです。 ただ、うなぎを養殖すると、なぜか9割がオスになるということです。うなぎは成長の過程で性別が分かれる魚で、養殖の環境によってオス・メスに分かれるとされますが、その詳細は解明されていません。 しかし、養殖うなぎの9割をメスにすることに愛知県の水産試験場が成功しました。その秘密は、エサ。女性ホルモンと構造が似ている「大豆イソフラボン」をエサに入れるとオスとメスの比率が逆転し、9割がメスになったということです。
スーパーのうなぎは「洗う」とおいしくなる!?
スーパーで販売されているうなぎがよりおいしくなる方法を、うなぎ評論家・高城久さんに聞きました。 【洗う】 スーパーのうなぎのほとんどは一度冷凍されたもので、冷凍による乾燥を防ぐため、粘度が高いタレが身につけられています。高城さんによりますと、焼く前にこの粘度の高いタレを水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水気をとったあと、焼く前に付属のタレをハケなどで均一に塗ると、より香ばしくおいしくなるということです。 【焼く】 そのあと、オーブントースターに“くしゃくしゃにした”アルミホイルを敷き、皮を下にして3~5分間(1000Wから1200W)焼きます。皮がアルミホイルにくっついて破れるとうまみが逃げてしまうため、アルミホイルをくしゃくしゃにして凹凸をつけるのがポイントです。 最後に、高城久さんがすすめる“少量のうなぎ”で作れる料理を紹介します。家族が多い方などにおすすめです。 【ちらし寿司にうなぎをトッピング】 ちらし寿司にうなぎをトッピングすると、少量のうなぎで満足度が高まります。キュウリ・さらしネギ・錦糸卵などと一緒に入れてみてはいかがでしょうか。 【うなダレTKG】 少量のうなぎをご飯に乗せ、うなぎの脂をご飯に染み込ませて、卵を乗せタレをかけます。うなぎ・タレ・ご飯・卵の最強の組み合わせです。 (2024年7月22日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)