【RISE】Sフライ級王座決定戦で花岡竜が政所仁を完封!次の目標はベルト返上した大崎一貴
<RISE:184大会>◇15日◇東京・後楽園ホール ダブルメインイベントで第3代RISEスーパーフライ級(-53キロ)王座決定戦3分5R無制限延長Rが行われ、花岡竜(21=橋本道場/同級3位)が判定3-0(50-46、50-45、50-45)で、政所仁(26=魁塾/同級1位)に勝利。“ほぼフルマーク”の完封劇でうれしい戴冠を果たした。 1Rから花岡のテクニックが政所の一発を上回った。政所のパンチは空を切り、動き回る花岡がパンチ、キック、飛びヒザと自由自在に攻撃。ダウンこそ奪えなかったものの、橋本道場出身でこの日も観戦に訪れていた与座優貴から伝授されたという軸足払いで、何度も政所をリングに転がした。 RISEの伊藤隆代表も「こんなに差があるとは思わなかった。花岡がすごかった。まるで闘牛と闘牛士が戦っているような。あんなことができるんだなと」と最大限の賛辞を贈った。 試合後、花岡は後楽園ホールの裏の廊下でベルトを抱えながら大の字に横たわり「あー、こんなに(戦い方が)ハマるとは思わなかった」と歓喜の声を上げた。過去1勝1敗だった政所との決着戦に勝利し、次なる目標は前RISEスーパーフライ級王者で、世界を目指すためにベルトを返上した大崎一貴(OISHI GYM)だ。花岡は「(自分が)国内最強になって、世界最強になった大崎選手を当ててもらえるとうれしいです」と力を込めた。