井上尚弥、25年は中谷潤人との対戦なし…大橋会長が「ないない。伝わっている計画ともともと違う」と否定
武居由樹の防衛戦延期会見に出席した大橋ジム大橋秀行会長(59)は18日、来年1月24日に統一王座防衛戦を行う世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31)=大橋=についても言及。14日に対戦相手グッドマン(豪州)が負傷し今月24日の試合予定が1カ月延期されたが「ケガを伝えたときも全然平気で。1カ月延期になったときも『ちょうどいい練習期間になります』というぐらいで。あの前向きさはすごい」と、舌を巻いた。 大橋会長は今月4日、井上の2025年について「来年はアメリカ、サウジという線が濃い。それが終われば国内でみんなが期待する大きな試合をしたい」とコメント。米国、サウジアラビアに続き、年末にWBCバンタム級王者で世界3階級制覇の中谷潤人(M・T)とのビッグマッチを行う計画だと受け止められていた。 だが、この日の大橋会長は、グッドマン戦が1月にずれたことで年末に影響が出たかと問われると「中谷と年内? ないない。(報道陣に)伝わっている計画ともともと違う」と、25年中の中谷戦を否定した。 一方で春に米国、次いでサウジアラビアという計画は消えていない。この日の大橋会長は「年3試合になる」と説明。プラン通りなら、25年に井上が国内で試合するのは1月の有明アリーナのみになりそうだ。
中日スポーツ