47歳・医師が作り上げた「曲線ボディ」 「反抗期の息子にも悪口を言わせないくらいカッコいい母でありたい!」
「反抗期の息子にも"くそババア"と呼ばせないくらい、きれいでかっこいい母でありたいです!」 【写真】2児の母・豊島愛子さんの曲線ボディ 10月14日(月)に横須賀市文化会館で開催された『ベストボディ・ジャパン2024ジャンル別&職業別東日本大会』のミス・保育士&介護士部門で優勝を掴んだ豊島愛子(としま・あいこ / 47)さん。さらに豊島さんは同日開催された『モデル・ジャパン2024東日本大会』へもダブルエントリーで出場。2位入賞を果たし、多くの観客を魅了した。トレーニング歴は7年だという豊島さんが40代を迎えるタイミングで筋トレを始めたきっかけとは。
「39~40歳になるタイミングで、このまま歳を重ねていっても良いのかと思うようになりました。30代は2児の出産を経験し、どうしても自分のことは二の次とせざるを得ない生活を送っていたからでしょうか。若いときの体型にもう一度戻りたいと思ったんです。はじめはライザップに通っていて、ライザップ会員限定の大会に出たいと思っていたのですが、その舞台が本当に楽しくて。昔からファッションやモデルが好きだったこともあり、筋肉だけでなく、姿勢や内面も評価されるベストボディ・ジャパンへの出場を決意しました」 そんな豊島さんの本業はなんと医師。多忙な日々の合間を縫い、時間をかけて改善したO脚や反り腰はまさに努力の賜物と言えるだろう。 「反り腰は職業柄、オペで長時間立ち続けることが本当に辛くて。治らないものと思っていたのですが、トレーナーさんから筋肉のつき方で改善できると助言を頂いたんです。腹筋やハムストリング、お尻の筋肉を鍛えることで徐々に改善してきました。また、動作時に前腿を使いすぎる癖も改善しました」 今では矯正されたO脚も長年のコンプレックスだったという豊島さん。当初は骨格の問題が故、治すことはできないと諦めかけていたという。 「確かに骨の形を変えることはできませんが、筋肉の使い方を間違えていると身体が歪んでいくことを知って。今は断言できます、骨格は治ります。筋トレでの荷重の掛け方、足裏の使い方、日々の立ち方を意識しましたね。意外だったのが、姿勢にも変化が現れること。姿勢がいいだけで年齢の印象も変わります。以前に比べて、見た目もきれいになっている実感をもてているんです」
自分の体型にコンプレックスを持ちながらも、以前の豊島さんのように治らないと諦めかけている方も多いはず。そんな方々に豊島さんが伝えたいこととは。 「O脚や反り腰は治るということを多くの方に知っていただきたいです。骨格は生まれつきの問題だけではありません。骨格が崩れる原因は、生活習慣や姿勢が悪いこと。これは矯正できるのです。コンプレックスがなくなると、自分にも自信が持てるようになります。反抗期の息子にも"くそババア"と呼ばせないくらい、きれいでかっこいい母でありたいです!」
取材:池田光咲 撮影:中島康介