グリズリーズ・河村勇輝（ロイター）

　◇NBA　グリズリーズ136ー121ペイサーズ（2024年12月1日　フェデックス・フォーラム） 【写真】チームメートの中心で叫ぶグリズリーズ・河村勇輝 　NBAグリズリーズの河村勇輝（23）が1日（日本時間2日）の本拠地ペイサーズ戦にベンチ入りした。最終クオーターに3戦連続の途中出場を果たした。チームは逆転勝利で今季初の6連勝を飾った。 　11月27日（同28日）の本拠地ピストンズ戦では、大量リードしていた最終クオーター残り9分、2戦連続でファンから自然現象で“We want YUKI”（ユウキを出せ！）の大合唱が起こった。残り3分14秒でコートに立つと、大歓声でファンは迎え入れた。残り33秒でドライブインからフェイダウェイシュートを決めると、ファンは総立ちとなった。 　その後、Gリーグでも躍動した。11月30日（同12月1日）のバーミングハム・スクアドロン戦で先発出場すると、3本の3Pシュート含む渡米後最多タイとなる15得点11アシスト2度目のダブルダブルを達成した。 　この日もベンチ入り。勝利が目前となった最終クオーター残り1分半に3戦連続となる“We want YUKI”チャント。残り1分19秒から出場すると大歓声が上がった。しかし得点に絡むことはできなかった。 　チームは第1Qに45失点してリードを許す展開となった。しかし第2Qと第3Qで合計46失点に抑えて、第3Q終了時には102―91と逆転に成功。出場6選手が2桁得点をマークするなどそのまま逃げ切り、今季初の6連勝を飾った。 　次戦は3日（同4日）敵地マーベリックス戦となる。この試合は「エミレーツNBAカップ」のグループリーグ最終戦となる。そして下部組織メンフィス・ハッスルも2日（同3日）にバーミングハム・スクアドロンとの試合を控える。河村の出場にも期待がかかる。