【卓球】WTTファイナルズ福岡に中国から「張本智和応援団」が来ていた。海を超えて張本を「推す」女性たち
中国での卓球選手人気度ランキングで、自国選手を押しのけ張本智和が11位
11月24日に幕を閉じた卓球のビッグイベント、WTT(ワールド・テーブル・テニス)ファイナルズ福岡には多くの中国からの卓球ファンが訪れていた。毎日のように長蛇の列を作り、会場では練習場見放題チケットや、最前列の3万円のプラチナムチケットを手に入れ、常に選手の近くで応援する集団は多くが中国人だった。しかも応援は強烈なので、会場は盛り上がる。 従来の中国ファンは、自国の選手を強烈に応援する人たちだったが、この数年で様相が激変している。特にこの2、3年は張本智和、妹の張本美和を「推す」ファンが増えている。WTT福岡、男子シングルス準決勝の張本智和対林詩棟(世界ランキング2位)の試合でも、張本の中国人ファンが大勢いて、はばかることなく張本を応援する。完全にファンの意識も行動も国境を超えている。しかもほぼ全員が若い女性たちだ。 気になったので、中国最大のSNSの「新浪微博(weibo)」で調べると、話題性、注目度の指標となる「超級話題(super topic)=超話」の卓球選手で、11位に張本智和、27位に張本美和が入っている。外人選手は他には16位のオフチャロフ(ドイツ)、24位のF.ルブラン(フランス)がいるけだ。