堀口恭司がズールーと激闘の末、初防衛に成功も判定決着に「大晦日にしょっぱい試合をしてしまってすいません」【RIZIN.49】
RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で行われた「RIZINフライ級タイトルマッチ」で王者・堀口恭司(アメリカン・トップチーム)がエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/CIT Performance Institute)に3-0の判定勝ちを収め、初防衛に成功した。 堀口は昨年大晦日に神龍誠を破り、初代フェザー級王者となった。6月にはかつてBellatorで敗れているセルジオ・ペティスに終始リードしての完封勝利を収め、リベンジを果たしている。ズールーは南アフリカの格闘技団体EFCのバンタム級とフライ級の元2階級王者。9月にRIZIN初参戦を果たすと修斗2階級制覇王者の新井丈をTKOで破り、今回の王座挑戦にこぎつけた。
1R、ともにオーソドックスの構えの堀口とサウスポーのズールー。堀口はステップを踏んで機をうかがう。ずーるーはスイッチを繰り返し幻惑も堀口はタックルでコーナーに押し込むとリフトしてリング中央に戻してテイクダウン。そしてサイドを取るとヒザ、パウンド。立ち上がろうとするズールーをコントロールしてバックを取ろうとするが、ズールーは驚異的な体力で脱出。スタンドに戻ると今度はズールーがタックル。尻をつかせるが、堀口はすぐに立ち上がると、がぶってズールーの脳天にヒザを連打。そしてチョークで絞め上げる。しのいで立ち上がるズールー。堀口は組んでコーナーに押し込むが、離れ際にズールーがパンチ。堀口は距離を取ってダメージを回復。そして右フックを効かせた堀口は下から三角絞めにとらえると脳天にヒジを落とす。 2R、堀口はタックルからテイクダウンに成功。ハーフでこつこつパンチを落とす。堀口はたすきに抱えて肩固めを狙う。ズールーは動いてなんとか防御。堀口はコツコツとパンチ。ズールーは下からのパンチを狙うが堀口は空間を作らずこつこつとパンチ。残り1分でブレイク。再開後堀口、のパンチにタックルを合わせるズールー。堀口はテイクダウンは許さず。堀口が圧をかけるとズールーは左フックをカウンター。一瞬ぐらついた堀口だが、すぐにタックルからテイクダウンに成功し、上になってコツコツとパンチ。
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