【新日本】1・4で棚橋に敗北のEVILが大田区大会に姿現さず 2日前に「こんなクソ会社もう出ねえわ」
新日本プロレス6日の大田区大会が行われ、極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILは姿を現さなかった。 EVILは4日の東京ドーム大会で棚橋弘至とのランバージャックデスマッチに敗戦。同戦に勝利した場合は2026年1月に控えている棚橋の引退を前倒し、即引退に追い込むことを予告していたが失敗に終わった。するとバックステージでは「こんなクソ会社…やってらんねえよ。もう出ねえわ。ふざけやがって…」と吐き捨て控室へ消えていった。 迎えたこの日の大会ではH.O.Tの成田蓮&高橋裕二郎&SHO&金丸義信が、本隊の棚橋&矢野通&真壁刀義&タイガーマスクと対戦した。裕二郎がNEVER6人タッグ王座(現王者は棚橋&矢野&ボルチン・オレッグ)のベルトを奪ってタイガーを殴打するとそのままSHOがフォール勝ち。悪の限りを尽くして成田&裕二郎&SHOで同王座挑戦をアピールしたのだが…。 気がかりなのはEVILとディック東郷の2人は結局最後まで姿を現さなかったことだ。棚橋は「EVIL、どこに行ったんだよ。ドームで俺に負けて傷心旅行か? 長い旅になるとは思うけど、行ってらっしゃいませ」と、とても選手が急きょ欠場した団体の社長とは思えないコメントで挑発的な笑みを浮かべた。 EVILは11日(日本時間12日)の米国・サンノゼ大会でSHO&坂井澄江と組んで高橋ヒロム&岩谷麻優&坂崎ユカとの6人タッグマッチを控えている。ボイコットまがいの強硬手段を取っているキング・オブ・ダークネスは、一体どこに行ってしまったのか…。
東スポWEB