【パリオリンピック バドミントン】前回金メダルの王齊麟&李洋が2連勝! 予選リーグ突破へ大きく前進!
7月28日に開催されたパリオリンピック・バドミントン競技(会場:ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)2日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。メダル獲得に向けて、世界のトップ選手らが各コートで熱戦をくり広げている。ここでは、後半のセッションを戦った海外選手の結果をお伝えする。 大会2日目も各種目のシード選手らが登場。女子シングルスはメダル候補のアン・セヨン(韓国)やキャロリーナ・マリーン(スペイン)が白星発進。前回の東京オリンピック金メダリストの陳雨菲(チェン・ユー・フェイ/中国)は、第1ゲームを14本で奪った後の第2ゲームを17-21で失う展開となったが、すぐにリズムを取り戻してファイナルゲームで勝利した。 男子シングルスは、世界ランク上位のアンダース・アントンセン(デンマーク)やアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)らがコートに立ち、どちらも2-0の快勝で白星を獲得。ベテランの周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)、2021年世界選手権王者のロー・ケンイゥ(シンガポール)も勝利を飾っている。 男子ダブルスは、前回大会の金メダリスト・王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)が2連勝。初日に保木卓朗/小林優吾を下している王齊麟/李洋は、グループD・シードペアのアストルップ/ラスムセン(デンマーク)にファイナルゲーム15本で勝利。5ペアいるグループリーグで貴重な2つ目の白星を獲得した。グループBは韓国の徐承宰(ソ・スンジェ)/カン・ミンヒュク(韓国)とタイのジョムコー/キッティヌポン(タイ)が2連勝とし、他ペアの結果から決勝トーナメント進出を決めている。 女子ダブルスはグループBの譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シェンシュ/中国)がG・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)との接戦を制して2連勝。混合ダブルスはグループBのデチャポル/サプシリー(タイ)と徐承宰/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)が白星2つを手にして予選リーグ突破を決めた。
バドミントン・マガジン編集部