新大関・大の里が3連勝で2敗キープ 名古屋場所で敗れた若元春を寄り切り「集中していた」
◆大相撲九州場所9日目(18日・福岡国際センター) 新大関・大の里(二所ノ関)が3連勝を飾り2敗をキープした。小結・若元春(荒汐)との立ち合いでもろ手突くと、右を差した。左でおっつけて、ぐいぐいと前へ出て寄り切った。支度部屋では「集中していました」と目を閉じて振り返った。 若元春には名古屋場所で敗れていた。それ以前にも得意の左で押し込まれることがあった。相手の左を警戒していたかの問いに「そうですね」と明かし、うなずいた。今場所は3大関で優勝争いを引っ張る展開になっている。「しっかり集中して頑張る」と泰然自若。10日目に勝てば勝ち越しとなるが、「目の前の一番に集中して頑張る」と足元を見つめた。
報知新聞社