ニューカッスル指揮官、リヴァプール移籍を噂されたアンソニー・ゴードンの残留に安堵「彼の復帰を歓迎する」
ニューカッスルを率いるエディー・ハウ監督は、リヴァプール移籍を噂されたアンソニー・ゴードンの残留に安堵しているようだ。イギリス『Mirror』電子版が伝えている。 ニューカッスルはプレミアリーグの定める「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」を遵守するため、6月30日までに6000万(約121億円)ポンドの資金が必要とされていた。アレクサンデル・イサクやブルーノ・ギマランイス、A・ゴードンら主力の売却も噂されていたが、最終的にヤンクバ・ミンテをブライトンに、エリオット・アンダーソンをノッティンガム・フォレストに放出したことで6500万ポンド(約133億円)を調達。PSRs違反による、新シーズンの勝ち点剝奪処分を免れている。 今となってはA・ゴードン移籍の噂は沈静化したものの、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)の開催期間中にはリヴァプール移籍の噂が加熱。A・ゴードンは、少年時代を過ごしたクラブへの復帰を熱望しているとも報道されたが、ニューカッスルとリヴァプールの交渉は実らずに終わった。 リヴァプールへの移籍が叶わず、A・ゴードンはショックを受けたのではないかという憶測も飛び交っているが、エディー・ハウ監督は「もし私に3本の腕があれば、そのすべてで彼の復帰を歓迎する」と語り、主力選手の残留を喜んでいる模様だ。 「彼は大丈夫だと確信している。この夏、不和になったり否定的な話はしていない。彼は常にニューカッスルに全力を尽くしてきたアンソニー・ゴードンなんだ。彼は我々にとって非常に重要な選手なので、失いたくなかった。なぜ最高の選手を失わなければならないのだろうか。我々は懸命に戦ったよ」 またエディー・ハウ監督は、B・ギマランイス、A・ゴードン、キーラン・トリッピアーら、コパ・アメリカやユーロ2024に参加した選手は「休息を取ることが重要」と語り、チームの合流を焦らずにいる。 「あまりに早く復帰をさせてしまうと、シーズンに大きなダメージを与える危険性がある。しかし我々には(プレミアリーグ開幕戦の)サウサンプトンとの重要な試合が迫っており、彼らにも準備をさせなければならない。だから絶妙なバランスが必要だ」
SPOTV NEWS