ファンと激しく衝突したトッテナム指揮官「ファンが応援するのは私ではなく…」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、サポーターについて語っている。 前節敵地でボーンマスに0-1で敗れたトッテナム。これで直近の公式戦3試合勝利なし(2分け1敗)、プレミアリーグでは早くも6敗目を喫して10位に転落した。すると試合後、敵地まで駆けつけたサポーターへ挨拶に行ったポステコグルー監督に対し、一部ファンがブーイング。さらに、指揮官が激しい言い合いになっていた。苦しい状況にチームや指揮官へのプレッシャーが高まっている。 【動画】トッテナム指揮官、ファンと激しい言い争いに… そんなトッテナムだが、8日の第15節ではホームで2位チェルシーと対戦する。試合前の会見に出席したポステコグルー監督は、ファンとの関係について問われると、以下のように語った。 「こないだも言ったが、メッセージはない。私はここにいる。このクラブに成功をもたらすために戦う。それが変わることは絶対にない。内部であれ外部であれ、疑いの目があれば私の決意が強くなるだけだ。正しいことを確実にするというね」 「彼らは私を応援しているのではなく、クラブを応援しているんだ。誰が私を応援しているかなど興味はない。昨夜ボーンマスに遠征したファンは、かなり熱心なサポーターだと考えなければならないよ。彼らは見たものに満足できず、フィードバックする必要がある感じたんだ。そして、私はそれを受け入れて先へと進む」 なお、トッテナムではクリスティアン・ロメロやGKグリエルモ・ヴィカーリオなど、複数の主力選手がケガで離脱中。苦しいやりくりを余儀なくされているが、ポステコグルー監督は以下のように語っている。 「理解はしているが、それは脇において考えないと。昨夜失望したのは、まずまず良いスタートを切っても、ずさんな対応で失点したり、チャンスを逃して主導権を握られるというサイクルの繰り返しだ。状況に関係なく、このサイクルを断ち切らなければならない。何度も自滅したことはわかっているし、それを変えないとね」