和歌山・チーターの赤ちゃん3頭誕生 母子ともに健康
和歌山県白浜町の動物園や遊園地を併設したテーマパーク「アドベンチャーワールド」は28日、今月19日に3頭のチーターの赤ちゃんが誕生したと発表した。 【拡大写真】アドベンチャーワールドでは2021年もチーターの赤ちゃんが誕生している
落ち着いて出産と子育てができるよう環境づくり
同園によると、赤ちゃんは3頭とも健康状態は良好。雄雌の判定は1か月後に行う予定だという。チーターの母親が暮らす部屋の外的刺激を避けるため、出産前から目隠しを設置。落ち着いて出産と子育てができるよう環境づくりに努めている。
赤ちゃんが鳴いた時にはしっかりと授乳
体重測定をはじめて行った時も母親のにおいをつけた手袋で赤ちゃんをさわり、母親に警戒心やストレスを与えないよう工夫を施しており、赤ちゃんが大きな声で鳴いた時には、しっかりと授乳する様子も確認できたという。 赤ちゃんは現在、バックヤードで母親とすごしており、公開時期は未定。公開は決まり次第発表し、成長の様子はSNSなどで伝えていくとしている。 同園では1978年からチーターの飼育を開始。今回生まれた赤ちゃんを合わせて、現在14頭を飼育している。