「すぐ戻れるわけではない」…松本人志、文春との裁判決着で“不信感”地上波テレビからの「拠点変え」も
■テレビ界への不信感も
「『ミヤネ屋』を放送する読売テレビが制作を手掛ける『ダウンタウンDX』にも影響が出るのではないかとも言われていますが……今のテレビ局はスポンサーが“ダメ”と言ったら、そこで思考停止。それ以上の対応策は出てこないと。そうした融通のきかなさ、“スポンサー様がすべて”というテレビ界の風潮に松本さんは大いに疑問を持っているとも言われています。そうしたテレビ界への不審の結果のひとつが、『ミヤネ屋』への厳しい対応だったとも。 それで、今度、芸能活動を再開させても、早々の番組復帰が難しいとなれば――“もういいわ”とテレビ界を見限って、配信に軸足を移す展開は十分にあり得る、と関係者の間では言われていますね」(前出の民放キー局関係者) AmazonPrimeVideoでは、松本が手掛ける『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』や『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE』が配信されており、人気を博している。 「『ドキュメンタル』はメキシコ版、オーストラリア版、ドイツ版、イタリア版、スペイン版、フランス版、ブラジル版、カナダ版が制作・配信されていますし、『FREEZE』のフォーマットをポルトガルの最大手テレビ局・TVIが購入しています。 松本さんのもとにも数千万円どころではないかなりの大金が入っているといいますが、世界レベルで売れる、見られるというのはそういうことなんです。一方、現在の日本のテレビ界はとにかくお金がなく、番組予算は年々減り、ギャラも渋い。さらに地上波はコンプラでがんじがらめ。攻めたことが全くできないんです。 その点、配信は地上波よりも自由度が高い。実際、『ドキュメンタル』は相当過激ですよね。スポンサーの方しか見ていないテレビ界への大きな不信感、さらに番組でできる内容や予算、さらにギャラの面も考慮すると、松本さんやダウンタウンがアマプラやNetflixに拠点を移す可能性は結構高いのではないか、と言われているというわけです」(前同) 約10か月間の文春との裁判を終えた松本は、地上波のレギュラー番組に戻ってくるのか、それとも――。
ピンズバNEWS編集部