イーロン・マスク氏「花火か爆弾が原因」…トランプホテル前のテスラ車爆発
【ロサンゼルス=後藤香代】米西部ネバダ州ラスベガスのトランプ・インターナショナル・ホテル・ラスベガス前で電気自動車(EV)大手テスラの新型EV「サイバートラック」が爆発し、1人が死亡した事件で、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1日、「レンタルされたサイバートラックの荷台に、花火か爆弾が車に積まれていたことが、爆発の原因だ」と明らかにした。 【動画】トランプホテル前でテスラ車が爆発し、多数の花火が飛び出す
マスク氏はX(旧ツイッター)で、「(爆発は)車両自体とは無関係だ」と述べ、サイバートラックのシステムには異常がなかったと強調した。米経済誌フォーブスによると、現場のホテルはトランプ次期米大統領が別の実業家と共同で所有している。マスク氏はトランプ氏の側近で、次期政権が新設する「政府効率化省」のトップに指名されている。
米ABCニュースは当局者の話として、ラスベガスで爆発したサイバートラックは、米南部ルイジアナ州ニューオーリンズで1日に発生したテロ事件で使われた車と同じカーシェアリングアプリを使ってレンタルされ、花火型の爆発物が積載されていたと報じた。