オーディオテクニカ、新重低音TWS「ATH-CKS50TW2」。独自機能「マグネティックスイッチ」で充電ケースから解放
オーディオテクニカは、“SOLID BASS”シリーズの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS50TW2」を、10月11日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込23,980円前後での実売が予想される。 【画像】左右のイヤホンの分離・合体で電源ON/OFFなどを操作できる独自機能「マグネティックスイッチ(PAT.P)」を搭載 2021年発売機種「ATH-CKS50TW」の後継モデル。圧巻の重低音を生み出す音響テクノロジーと低音を逃さない装着スタイル、大容量バッテリーといった前モデルのアドバンテージはそのままに、デザインを大幅に刷新。コンテンツへの最短・最速アクセスを叶えるべく辿り着いた、 “充電ケースからの解放” を実現する独自機能「マグネティックスイッチ(PAT.P)」を搭載する。 新機能のマグネティックスイッチでは、イヤホン本体を取り出して左右に離すと電源ON、マグネットでくっつけると電源OFFなどの操作が可能。ノイズキャンセリングOFF時、イヤホン単体で最大25時間再生を実現するロングバッテリーとの組み合わせで、充電ケースを持ち歩くことなく、イヤホンだけで1日中使うことができる “ケース自宅待機” といった、従来の完全ワイヤレスイヤホンにない使用感を同社はアピールしている。 ドライバーは重低音を堪能できる9mm径「SOLID BASS HD TWSドライバー」を搭載する。さらに、ドライバー背面に、空気の流れをコントロールするための音響スペースとダクトを配置したことで、理想的なドライバーの動きによる、低域の量感を楽しめるとする。ノイズキャンセリング機能は、「重低音を楽しむ」という前モデルのコンセプトを踏襲しながら、さらに強化。優れた装着感との相乗効果で、自分だけの静寂空間を作り上げると謳う。 外音を自然に取り込みながらBGM感覚で音楽が聴けるヒアスルー機能や、イヤホンを着けたまま会話やアナウンスが聴けるトークスルー機能も搭載。通話においてもクリアな送話を実現するノイズリダクション機能を備え、声以外の余計なノイズをカットし、円滑なコミュニケーションが行えるとしている。また、適切なマイク配置を行うことで、マイクに風が当たることで生じる雑音(風切り音)を抑え、屋内外でも安心して通話ができるとする。 使い勝手の面では、スマートフォンとのBluetooth接続が弱くなるとスマホに通知を飛ばし、イヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」も搭載。水洗いも可能なIP55等級の防水防塵(イヤホンのみ)にも対応している。 さらに、専用アプリ「Connect」との連携機能として、サウンドのパーソナライズのほか、同社マイクで収録した自然の環境音をはじめとしたヒーリングサウンドで、集中力の向上や、休息をサポートする「サウンドスケープ」や、イヤホン装着中という “ユーザーにしか聴こえない” シチュエーションを活かしたタイマー機能「プライベートタイマー」を備える。 連続再生時間はイヤホン単体で25時間、充電ケース併用で約65時間(ともにノイズキャンセリングオフ時)。充電ケースはQi規格によるワイヤレス充電もサポートしている。 Bluetoothバージョンは5.3、コーデックはSBC/AACをサポート。2台の機器に同時接続できるマルチポイントにも対応。カラーバリエーションはブラック、ベージュ、グリーンの3色を用意する。 再生周波数帯域は5Hz - 20kHz、出力は110dB(mW)で、インピーダンスは20Ω。付属品としてイヤーピースはXS/S/M/Lの4サイズと、USB Type-A to Type-Cの充電ケーブルを同梱する。
編集部:松永達矢