試合中に「いいキック蹴るね」仲良し1年生司令塔服部と萩井が4万観衆の前で対決 100回目の早明戦は早稲田が56勝目
勝ち進めば大学選手権決勝で2人の再対決も
萩井、服部ともに1年生であり、2人の大学ラグビーの物語は、まだ始まったばかりだ。大学2年、3年、そして4年生でもきっと「早明戦」で対戦するはずだ。両校が勝ち進めば、今年度の大学選手権の決勝で再び相対する可能性もある。 対抗戦1位となった早稲田大はシードとなり、大学選手権は12月21日の準々決勝からの参戦(近畿大と福岡工業大の勝者と対戦)となる。一方、対抗戦3位となった明治大は12月14日、3回戦で東海大(関東リーグ戦3位)と激突する。 明治SO萩井は「練習で精度を詰めたらもっとできたかな。まず次の試合に向けて準備して、10番として勝ちに導けるように頑張っていきたい」と言えば、早稲田SO服部は「課題を修正して、大学選手権に向けてしっかり準備していこうと思います」と意気込んだ。 服部、萩井ともに1年生ながら臙脂(えんじ)、紫紺の司令塔として、初の大学選手権でも10番として躍動しチームの勝利に貢献する。
斉藤健仁