千賀滉大、メッツのエースから先発3番手に降格!? 地元紙「1、2番手は空白、千賀は3番手」の格付けにファンは反発「クレージーなのか?」
千賀が先発3番手!? メッツは先発右腕フランキー・モンタス(31=ブルワーズからFA)と2年総額3400万ドル(約51億円)で契約に合意した。1日(日本時間2日)の米スポーツ専門局ESPNが報じた。 これを受け、地元紙ニューヨーク・ポストは「現時点におけるメッツの2025年先発ローテは1、2番手が空白。千賀滉大が3番手、デビッド・ピーターソンが4番手、モンタス5番手、6番手も空白。6番手候補はタイラー・メギル、ホセ・ブット、ブランドン・スプラート、ホセ・キンタナ(FA)だ」と報じた。 また、「このローテはもちろん極めて流動的で、トップ級の先発投手を1人か2人獲得すれば、モンタスは6番手まで落ちる可能性もある。だが、メッツが先発6番手の投手に年平均1700万ドル(約25億5000万円)も支払うとは思えないため、6番手は若手有望株のために空けておく可能性が非常に高いはずだ」とした。 これには、SNSの米メッツファンも「コウダイ(千賀)は決して3番手ではない」「センガが3番手なわけがないだろう。おまえはクレージーなのか?」などと反発した。 一方、各ポジションの選手層を示した「depth chart」に関しては、大リーグ公式サイト、米スポーツ専門局ESPN、大リーグ公式データサイトのファングラフスなどは、いずれも千賀を先発1番手としている。 今季の千賀がさまざまな不運に見舞われたことも影響しているかもしれない。春季キャンプ中の2月に右肩の張りで離脱。7月は米ヤードベーカーが「メッツのエース右腕が期待に満ちた2024年のデビューに向け、リハビリを加速」と報じ、同25日に復帰登板を果たした。 だが、この試合で打球を追った際に左ふくらはぎを痛め、再び戦線離脱。ポストシーズンで復帰するも、急ピッチのリハビリがたたったのか3試合(先発2)計5イニングで8四死球、7失点と乱れ、防御率12・60とメジャー2年目を不本意な形で終えた。 一方、今季のモンタスは7月末のトレード期限にレッズからブルワーズへ移籍。計30試合に先発し、7勝11敗、防御率4・84。ベストイヤーはアスレチックス時代の2021年で、リーグ最多の32試合に先発し、13勝9敗、防御率3・37。メジャー通算は10年間で44勝46敗、防御率4・09。
中日スポーツ