安東弘樹さんのガレージハウスを訪問! どんな建物? こだわりは?
安東さん:夢の基準が低いのかもしれません。普通にご飯が食べられて、生きていけるというのが子供時代からの夢だったので。今でも、そんなに変わっていないんです。たまたまガレージハウスが建てられただけと言いますか。「こんなの建てていいのかな……でも、自分で働いて得たお金だし」という感じなので、夢を実現したという感じではないですね。 ひとつひとつのクルマについても、夢を実現して購入したわけではないんです。例えば、今はロータス「エリーゼ」に乗っていますけど、それは「昔からエリーゼが欲しくて、ついに買った!」というよりも、エリーゼのシフトフィールを味わったときに「これだ!」と思ったので買ったんです。前に乗っていたポルシェもそうで、シフトフィールにお金を払っていたようなものなんです。値段やステイタスなどではなく、このシフトフィールが欲しい、という思いで買ったクルマでした。 ■ガレージハウスを建てたいと思っている人へ ――最後に、ガレージハウスを建てたいと思っている人に何か忠告というか、アドバイスはありますか? 安東さん:居住空間を作るのであれば、冷暖房については「がっつり住む」くらいの気持ちでしっかりと考えた方がいいと思います。ときどき来て泊まるだけだし……といった感じで進めると、後悔するかもしれません。最も暑い時期と最も寒い時期を想定して準備するといいと思います。 それと、本当に必要なものは何かを見極めておくことも大切だと思います。例えば、コンセントをいくつ設置するかなどです。 もうひとつは換気ですね。1階がガレージ、2階が居住空間というガレージハウスでは特にですが、排気ガスが居住空間に入ってくるかもしれないので、換気扇を設置するなど対策をされた方がいいと思います。EVであれば問題ないのですが、エンジン車をとめるご予定があるなら排ガス処理のための換気は重要です。 ――ガレージハウスにとって換気は重要なポイントですね。ありがとうございました! お邪魔しました。 ■ 安東弘樹 あんどうひろき 1967年10月8日生まれ。神奈川県出身。2018年3月末にTBSを退社し、フリーアナウンサーとして活躍。これまでに40台以上を乗り継いだ“クルママニア”で、アナウンサーとして初めて日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務める。
安東弘樹