引っ越しが決まっている幼馴染と恋人同士に。切なくもその絆が胸を打つ青春ラブストーリー【作者に訊く】
付き合いはじめたばかりの恋人ができたのに、遠くの街へ去ることになった少女。大切な人と近くで過ごせる最後の時間に、2人は夏祭りへデートに向かう――。 【漫画】引っ越し…その結末は?本編を読む リエリオト(@rierioto)さんが、X(旧:Twitter)に投稿した創作漫画「遠くへ行ってしまう恋人と夏祭りにデートする。」は、切なくもその絆が胸を打つ青春ラブストーリーだ。読者からは「アオハル補給させていただきました」「眩しい」と反響を集めた同作について、ウォーカープラスは作者のリエリオトさんに制作の舞台裏を取材した。 ■大切な人と近くで過ごせる最後の夏祭りデート 中学生になって疎遠になっていた幼馴染の男の子「ヒロト」と女の子「みずき」 2人は再会し少しずつ距離を縮め晴れて恋人同士となったが、みずきは遠くへ引っ越しが決まっていた。遠距離恋愛になる前に初めてのデートで夏祭りへ出掛けていく。 作者のリエリオトさんに、SNSで話題になっていることについて聞くと「今回の作品は、疎遠になった幼馴染たちがふとしたきっかけでまた集まり、お泊りをしたことにより関係が深まっていくお話です。今回の作品は夏に投稿したものですが、季節的にもピッタリと思い投稿しました」という。 演出や制作についてのこだわりを聞いて見ると「ヒロトの心の成長を描きたいと思い、ミズキの積極的な行動が多い前半に比べて、最後はヒロトから歩み寄るというストーリー展開や『次…側でより添える時まで お互いを思い合う』という台詞には2人の関係性が見て取れると思う」と語ってくれた。 最後に「『今夜僕らはお泊りをする』は自分を漫画家にしてくれた大切な作品です。これからも自分の漫画を描く力を上げるために『お泊り』の彼らの力を借りようと思ってます」と読者へ向けてメッセージを残してくれた。 取材協力:リエリオト(@rierioto)