警察官は「運転」ができないと入れないの?また、年収はどのくらい?
警察官の収入の一例を紹介
警察官の給与は、勤務年数や昇任に伴って昇給する仕組みが整っています。昇任は、公正な競争試験を通じて決定され、性別や学歴に関係なく、実務能力の優れた人が昇任していく仕組みです。さらに、勤務成績や実績によって、期末手当や勤勉手当、住居手当、扶養手当、通勤手当など、各種の手当が支給され、収入の増加に寄与します。 例えば、警察官(Ⅰ類採用者)の初任給は約26万9500円、警察官(Ⅲ類採用者)の初任給は約23万2000円で、2年目の年収は約554万7000円です。一方、警察行政職員(Ⅰ類採用者)の初任給は約23万5400円、Ⅲ類採用者は19万2100円、年収例は約444万5000円です。 年収目安から分かるように、警察官は長期的に勤務を続けることで安定した収入を得られ、昇進や手当によってさらなる収入増が期待できる職業といえます。
警察官になるためには免許の取得が必要だがMT車免許は推奨
警察官になるためには必ずしも特別な資格を取得しなければいけないわけではありません。しかし、業務の特性上、普通自動車や自動車二輪の運転免許を取得するよう推奨されています。 中でもMT車の取得を推奨する背景には、警察車両にMT車が含まれていることや、緊急時に一般車両を操作する必要がある場合への備えがあります。また、パトカー隊員になるには運転技能の評価制度をクリアして、高度な運転技術を習得する必要があり、その道のりは決して平坦ではありません。 警察官の収入は公務員として安定しており、経験を積むことで昇給や手当の充実が見込まれます。運転技術と責任感を兼ね備えた人材にとって、警察官はやりがいのある職業といえるでしょう。 出典 警視庁 給与・昇任制度 | ワークライフバランス 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部