中部圏の道路に開通ラッシュ到来!? 今年度に総延長42.6kmの開通を予定。気になる事業の進捗は?
【蒲郡バイパス】
愛知県と静岡県をバイパスで結ぶ名豊道路(国道23号)は、事業化から半世紀たったいま、この蒲郡バイパスの豊川為当IC~蒲郡IC(延長9.1km)の完成をもって全線開通を迎える。名古屋から浜松までの所要時間を大幅に短縮するこの区間は、令和6年度の開通を見込んでいる。
【北勢バイパス】
北勢バイパス(国道1号)は、四日市市の東に位置する川越町から四日市市の西部を結ぶ延長21.0kmのバイパスで、現在、東側の延長8.5kmが開通している。令和6年度には、(市)日永八郷線~国道477号バイパス(延長4.1km)の区間の開通を見込んでおり、残る西側の8.4kmとなるが、全線開通まではまだ時間がかかりそうだ。
【島田金谷バイパス】
島田・金谷バイパス(国道1号)は静岡県の島田市から掛川市にまたがる延長10.4kmの道路で、暫定2車線で開通した。しかし、交通量が増えた結果、新大井川橋での渋滞が深刻化し、平成24年(2012年)度にバイパスの4車線化を事業化。令和6年度には、ボトルネックとなっている新大井川橋の区間を含む旗指 IC~大代 IC(延長4.3km)の開通が見込まれており、渋滞緩和に期待が寄せられている。
今後の整備の進捗状況は、「つながる中部42.6」をPRする特設サイトや各路線を整備する道路事務所の公式サイトなどで確認してほしい。 【お詫びと訂正】公開時、一部の表記に誤りがありましたので、正しい表記に修正いたしました。お詫びして訂正させていただきます。
文=KURU KURA編集部 資料=中部地方整備局