お腹周りをスリムに!健康的に引き締めてくれる5つの行動【完全ガイド】
引き締める方法2.ストレス過多は、腹式呼吸でリラックス
「良質な眠りにつくために大事なのことの一つは、実は正しい呼吸。それだけで眠れるようになるのか、と疑うかもしれませんが、大多数の人は正しく呼吸ができていないのが現状です。ほとんどの人がしているのは、浅い胸式呼吸。でもリラックスして深く眠るには、深い呼吸ができる腹式呼吸をするのが重要です。赤ちゃんが息を吸うと、おなかが膨らみますよね? あれが腹式呼吸です」 眠りにつく際に体をリラックスさせるためにも、腹式呼吸は効果的だという。 「神経系は大きく分けて二つあります。心身を落ち着いた状態に関係する副交感神経系と、興奮しているときに活発に働き、“戦闘態勢”のときに活性化する神経でもある交感神経系の二つです。私たちの祖先は、狩猟中や戦闘中を除いて、基本的には副交感神経がしっかりと働いていました。 ところが現代人のほとんどは、交感神経が優位に立つ生活を送っています。体に刺激物を与え、常にスマホをチェックし、せかせかと会議をはしご……ストレスを回避できない生活を送っている人がほとんどでしょう。 日常的なストレスは避けて通れないものが多いと思いますが、呼吸法はコントロールできるので、気づいたときに行ってみてください。 ベッドの中で腹式呼吸を数分行うとリラックスできますし、寝付きもよくなります。ただ、これも慣れが必要です。でも続けていくうちに、自然とできるようになります。人生で呼吸ほど多く繰り返している行為はありません。体にやさしい方法を身につけましょう」
引き締める方法3.朝食は抜かず、「高脂質・高タンパク、低糖質」の食材を組み合わせて摂取しよう
体の調子を整えて代謝を上げるだけでなく、おなかの脂肪を減らすためにも効果的なのは朝食を食べること。 「しっかりと朝食を摂る人は勝ち組です」 とリー。「高脂質、高タンパク質の朝食に、ベリーやリンゴなど糖質を少し加えるだけで活力が溢れます」 「大好きなチョコレートやパスタを食べると一時的に幸せな気持ちに浸れますが、少しするとぐったりしてスランプに陥ります。でも高脂質、高タンパク質の食事は体にエネルギーを与えて、頭をシャキッとさせる神経伝達物質の放出を促します。だから朝はアボカドやサーモン、卵やナッツなどを食べるのがおすすめです」 タンパク質と脂質ベースの朝食で、血糖値を調節するのも大事なポイント。血糖値を急激に上昇させて降下させてしまう糖質は朝食には不向きと覚えておこう。 「ストレスがたまっている人にも、タンパク質と脂質多め、糖質少なめの朝食がおすすめです。高脂質、高タンパク質の食材は栄養価も高いものが多いです」 1日を通して加工食品を多く含まない食事をすると、肝臓や腎臓に負担があまりかからないため、1日が終わる頃に体が “休息&消化モード” に入りやすくなるそう。