Y.S.C.C.横浜・稲葉洸太郎監督

Y.S.C.C.横浜は1月3日、稲葉洸太郎監督が今シーズンをもって退任することを発表した。 【映像】指揮官が“語り尽くす”バルドラール浦安が首位にいる理由

監督1年目は、20試合で6勝12敗2分と苦戦

稲葉監督は、フットサル黎明期より日本代表として活躍したレジェンドの一人だ。2007年のFリーグ開幕後はバルドラール浦安で8年間、フウガドールすみだで3年間プレーしたのち、2018-2019シーズンにFリーグに新規参入した横浜に加入。2年目にはクラブのF2優勝に貢献し、F1昇格へと導いた。 2019-2020シーズン終了後、現役を引退した稲葉監督は指導者の道に進み、日本サッカー協会の初代「フットサル普及担当コーチ」に就任。Fリーグ試合中継の解説者としても人気を博し、2024-2025シーズン、古巣・横浜に5年ぶりに“復帰”し監督としてのキャリアをスタートした。 しかし、チームは第20節終了時点で6勝12敗2分と負け越し、9位と苦戦。1シーズンでの監督退任が発表された。 稲葉氏は退任に際し「次シーズン以降のライセンス新制度のこともありますが、今シーズンのこれまでの結果もあり、このような形となりました」とコメント。「残りのFリーグと全日本選手権では、皆様への感謝の気持ちと共に、クラブや選手達の価値を少しでも上げられるよう、一つでも上を目指し全力で戦っていきたいと思います」と熱い思いをつづった。 【トップチーム】　監督退任のお知らせ　ー 稲葉洸太郎 監督 ー（Y.S.C.C.横浜公式HPより） この度、稲葉監督が2024-2025シーズンをもちまして退任することとなりましたのでお知らせいたします。 シーズン終了まで残りわずかではありますが、皆様と共に全力で戦って参りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。 ◼︎監督情報 【氏名】稲葉 洸太郎 （イナバ コウタロウ） 【生年月日】1982.12.22（42歳） ◼︎選手歴 FIRE FOX（日本） バルドラール浦安（日本） Thai Son Nam FC (ベトナム） バルドラール浦安（日本） フウガドールすみだ（日本） Y.S.C.C.横浜フットサル（日本） ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ ● FIFA フットサルワールドカップ出場（2008年・2012年） ● AFC フットサルアジアカップ出場（2004年・2005年・2008年・2012年/優勝・2014年/優勝） ◼︎監督歴 ・Y.S.C.C.横浜フットサル　トップチーム（2024-2025） ◼︎稲葉監督 メッセージ 今シーズン限りで、監督を退任することになりました。 次シーズン以降のライセンス新制度のこともありますが、今シーズンのこれまでの結果もあり、このような形となりました。 ここまでついてきてくれた選手達、サポートしてくれたスタッフのみんな、いつも温かく応援してくださるサポーター・スポンサーのみなさま、ありがとうございました。 監督として、1シーズンで何を残せたのかはわかりませんが、みなさまに何かが伝わっていれば幸いです。 現役最後にプレーし、引退後はコーチもやらせていただいたこの大好きなクラブで再び監督という仕事をさせていただき、月日で見れば短い時間ではありましたが、自分のとってはとても長く濃厚に感じる時間で、本当に学びの多い日々でした。 選手の時に想像していたより何倍も監督という仕事は大変で、だからこそやりがいもありました。 残りのFリーグと全日本選手権では、皆様への感謝の気持ちと共に、クラブや選手達の価値を少しでも上げられるよう、一つでも上を目指し全力で戦っていきたいと思いますので、ラストまでお付き合いいただけましたら幸いです。 今後のことはまだ何も決まっていないですが、この経験を糧にして、フットサル・サッカーの発展の力になれたらなと思っております。 本当にありがとうございました。